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姉貴
官能リレー小説 - 同性愛♀

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姉貴 1

「やべぇ〜!」
空手部の練習が予想より遅くなり、終電ギリギリで帰宅したのは、高校1年の『藤森朱音』。「姉貴にまたどやされる!」そんな心配をしながら朱音は家に着いた。
「た、ただいまぁ〜…」返事はない。電気もついていない。「あ、姉貴ぃ〜…」突然背後から頭をスパーン!と叩かれた。「あいたっ!」驚いて振り返るとそこには、姉の『藤森蒼音』が、鬼の形相で睨んで立っていた。
「門限って、何時だったっけ?」とても高校3年の少女とは思えないほど、大人びた声で問いつめる。「い、いやぁ!10時だよな!うん!わかってたんだけどな!…」弁解しようとする朱音を目で殺す蒼音。
「いいから……とっととご飯食べなさい!!」
姉に怒鳴られ、半泣きで夕食を食べる朱音。
夕食をすませ、風呂に入り、部屋に行く。「はぁ〜…あんなに怒んなくていいじゃんか!」イライラしつつ明日の学校の用意をしていると、辞書がないことに気付き、仕方なく、蒼音に借りに行くことにした。
朱音は身長184cm、Hカップの某キモカワお笑い芸人と同じような爆裂スタイルながら、顔つきは長○ま○みに良く似た美少女…男口調で空手バカ、女らしさの無い所はお愛嬌と言った所である。
しかし、身長にして10cmは低く女性らしいスタイルの蒼音に全く頭が上がらないでいる。
女優の優○似の美しい顔に、巨乳グラドルに全く負けないムチムチボディ…強さに全く関わりのない体型なのだが、体格で優っていても朱音にとってはひたすら怖い姉である。

姉が怖い朱音だが、同時に姉の事を好きで堪らないお姉ちゃん子である。
朱音が小さな頃は姉の側にベッタリだったし、蒼音も厳しいながら優しく妹の世話をしていた。
体格は上回ったが、そんな関係が朱音を蒼音に頭を上がらなくしているのである。

朱音は姉の部屋の前に来るとノックをする。
「姉貴…ちょっといいか?」
「いいわよ…入んなさい…」
中から姉の許しが出てから朱音はドアを開ける。
この辺りのマナーも姉の薫陶である。

部屋の中で蒼音は、化粧台の前で髪を手入れしていた。
風呂上がりらしく素っ裸…蒼音は常日頃から『あたし、別に隠さなきゃならない程貧相な所無いから』と言ってるだけに堂々としたものである。
勿論、家の中であるからこそなのだが…姉の堂々とした態度には毎度の事ながら朱音も関心させられていた。
しかし、かく言う朱音もノーブラでタンクトップ一枚に下はTバックのショーツ…実はTバックも姉の薫陶で、今や生理用を除いて二人共全てのショーツがTバックだった。

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