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性戯の味方
官能リレー小説 - 同性愛♂

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性戯の味方 9

獣化により性欲や性感が高まっている状態でのこの行為は刺激が強すぎた。
「くうう!」
狼男の肉体は弾かれたように跳ねあがった。当然その上に乗っていた倫一は振り落とされそうになったが足を絡めてどうにか堪えた。
ここでこの体制が逆転でもされたら、間違いなく自分はこの狼男に犯されそうな予感はあった。
自分同様にこの狼男も性別など関係無く、ただ気持ちいい射精を求めるだけの獣に成り下がっているのだ…
それは獣が呼び起こす本能だということは、今の倫一には分かった…
一度でも相手に屈しでもすれば、その侍従関係は変わることなく、攻める側と受ける側とがここで決まってしまうのだ…
まさにやるかやられるかのバトル、といった状態だ。
幸い、総合的な技術は倫一の方が上なので力負けをする事は無いだろう。
しかし、性的な要素がからむのなら話は別だ。この黒光りする肉棒を尻にあてがわれたらどうなるか…。
その思いが倫一を焦らせて、大胆にしていく。
早くこの黒い狼男を性的な攻撃で畳みかけなければ…。

黒い狼男が二本同時に扱かれた刺激で体を硬直させたまま目を白黒させているのは都合が良かった。
倫一は快感に茫然としている狼男の上に乗ったまま次の手を考える。
倫一は決意を固めた。
もうこうなったら挿入しか無い、相手が調子を取り戻す前にハメなくては。
倫一はすぐさま体勢を変えて黒い筋肉質な足を掴む、そして無理矢理広げた。絶品の締まりを持つ雄の秘穴が露わになり、倫一は思わず先走りを飛ばしてしまう。

しかし、この行動は良くなかった。
黒い狼男はこれから行われる行為に気づいてしまった。

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