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性戯の味方
官能リレー小説 - 同性愛♂

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性戯の味方 8

倫一は背負い投げに似たフォームで黒い狼男をブン投げた。簡単だった。
狼男はフェンスをなぎ倒しながら小屋の入口前に倒れ込んだ。後ちょっと高く飛んでいたらドアを突き破っていただろう。
ここまで派手に吹っ飛んで行った割にはやはりどこにも怪我をしていないようだった。どんだけ丈夫なんだよ…。
倫一はなんだかこの戦いが終わらない様な気がしてきた。
相手があまりに丈夫すぎるのだ、その相手を無力化させるには殺すしかなさそうに思えた。
しかし、武器も持たない人型の生き物を殺すのは気が引けた。
そんな時、狼男の立ち上がった黒いモノに目が行った。
この狼も興奮しているのか…。いや、もしかしたら自分のように強制的に性欲が高められているのかもしれない?
倫一はその屹立を自分と比べる。同じぐらいだった、どちらも理想的な巨根だ。
倫一の体が熱くなる。目の前でふらついている黒い狼男はそうではないようだが。
倫一は狼男に接近しつつ、一気に腰を突きだした。
男根が交差して鈍い音と同時に閃光を放つ。
その響く様な刺激に性的な物を感じたのか狼男は薄い液を飛ばしてしまっていた…。

2人はもつれ合うように山小屋の中に入った。
取っ組み合いながら床に倒れ込み、運よく倫一が上位に立つ…
「はあ…はあ…はあ…」
熱い息を吐きながら、窓からの月明かりで浮かび上がる狼男の顔を注視する…
倫一を睨みつける眼光は鋭く、人間の姿であったなら、さぞかし美丈夫だったのだろうと想像はついた…
下腹部で倫一のモノと密着する狼男の男幹がヒクリと律動する…
「ふっ…」
倫一はそれを鼻で笑い、自分の幹と2本まとめて…握りしめた。

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