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性戯の味方
官能リレー小説 - 同性愛♂

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性戯の味方 12

「ぅぐぅぅ…」
意識が無いながらも、狼男は曇ぐった声を漏らす…
余程気持ちいいのか?…倫一は半信半疑ながらもその行為を繰り返し、速度を速める。

「あぁ…ぁあぁ…ああ〜ん」
もはや狼男の声は人間と変わらなくなっていた…
そればかりか全身に覆われていた真っ黒な体毛は薄くなり、その下から色淡いピンクの肌が見え初めてきた…

倫一はこれにより人間の男の尻を犯していると再認識をした。
しかし、ここまできた今止めることは出来そうにない。それどころか更に様々な体位で掘ってみたくなってくる。
倫一は男をその場に押し倒し、一端肉棒を抜いた。男ははじめて尻を犯された衝撃に逃げることを忘れているようだった。
既に毛は抜け落ち、人間の姿そのものの青年の肌が露となっていた。
「ゴクッ…」 
倫一の喉仏が自然と上下する。
男を犯すという行為に戸惑いを覚えながらも、全身に張り付く青年の逞しい筋肉がそれ以上に、倫一を欲情させていく…
「ぅおわぁぁ!!…」
正気を戻した青年が驚愕の声を上げる。
それさえも今の倫一にとっては、甘い悶え声にしか聞こえ無かった…

倫一の興奮を表すように先走りが音をたてて湧き出して、垂れた。
青年は銀色の狼男の肉体に目が離せなくなっているようだった。怯えながらも肉棒を硬くしている。
倫一は先程までの痴態を思い出させてやろうと思った。
躊躇いなく青年の下半身で雁を際立て、厭らしく男を主張している肉棒を握りしめる。
狼の時よりも幾分小さくなっているのだろうか?…
それでもその硬さは鋼のように充分にあった。
「ぁ!…」
か細い吐息が青年から漏れる。
気を良くした倫一はその先端に唾を垂らし、握った拳を扱き初める。
「あっ!…や、やめろ…や、や、やめ………」
青年は狼の姿をしていた時はあれ程の痴体を見せていたというのに、その記憶はすっかりと無くしているのだろうか…?
まるでウブな生娘のように恥じらい、身体全身を赤く染めている。
それがまた倫一の男の欲情を煽り立てる。
ニヤリッと頬を上げる倫一は、青年に突き指した肉棒をグッと前に打ち込んだ…



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