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性戯の味方
官能リレー小説 - 同性愛♂

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性戯の味方 11

そうこうしているうちに黒い狼男は倫一の肉棒を握り扱き始めていた。
当然の展開だった。
彼の手つきはぎこちなく力任せだが、人の手で扱かれるという新鮮な刺激に倫一はすぐにでも射精してしまいそうになる。
まずい、このままでは…。
倫一は尻に回していた左手を狼男の亀頭にまわした。
その途端、倫一の頭になにかがきらめく。
倫一は思わず直感そのままに尿道を指でなぞっていた。誰かにやり方を指示されたかのようで、倫一ですらわけがわからない…。
倫一の手つきに黒い狼男の手が緩んだ。倫一が更に刺激を与えると狼男は両手両足を地面に食い込ませてのたうち始めた。
「相当、快感を感じるらしいな…」
倫一は黒い狼男の悶絶に若干冷静になった。
いくら敏感になっているとはいえ、こうも体を痙攣させてもだえるとは。
それでいて絶倫になってしまっているのだから、この狂いそうな快感はこれからまだまだ続くだろう…。
現に手の中のモノは射精の気配が無い。
倫一は黒い狼男のモノを追い詰めるように扱き続けた。
狼男の理性がぶっ壊れてしまうのでは、と心配しないでもなかったが自分も敏感になっている現状では手を休める事は出来ない。
狼男は強すぎる快楽に目を見開き体を痙攣させている…。倫一は更になにかがひらめく。
思いつくままに呪文を唱えながら両手で黒いモノをリズミカルに振った。
「うわあああ!」
黒い狼男が人間らしい声で絶叫した。
激しく扱きあげられた男根の先端が魔法陣のような物を描き、広がったからだ。
その光を全身に浴びた黒い狼男は軽く浮き、倫一に投げつけられるように寄りかかった。意識が飛びかけているのかぐったりしている。
倫一は落ちてきた彼を抱き寄せると同時に腰を勢いよく突きあげた…。

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