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堕天使領域
官能リレー小説 - 同性愛♂

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堕天使領域 8

トビアの方もしまった、と思った。
オークが来たから助けに来た、と言ったばかりではないか。
尻を犯される仲間をオカズにしていた事はばれてもどうでもいいが、ずっと様子を見ていたのがばれるのはまずい・・・。
トビアは「魔法陣の痕跡が床に残っていた」とまたも出まかせを言った。
お互いどう返して良いか分からず、沈黙が続いた。

先に口を開いたのはシャマードの方だった。
「新しい魔法の実験台になってもらいましょう」
実際は新しくもなんともない、ただエロティックな触手を呼びだすだけの魔法。
とにかく自分が魔術的な面で優位に立ちたかったのだ。
「ああ、ただし殺すなよ。相手は無抵抗だ」
地面から湧き出た細い触手がオークの裏筋を軽くなでる。
突然の出来事にオークの手が離れた。
毛糸のように細かな触手は更になで付けた。
その途端オークの物は音を立てて屹立し腹を叩いた。
一気に発情したオーク達はすぐに自らの物を握り締めていく。
とろとろと黄色みがかった物があふれ始めた。
寸止めが長かった事もあり絶頂はすぐに訪れた。
雄臭いうなり声をあげ、腰を引く。
そして、一気に腰を突き出し大量の精を飛ばした。
塊となった4つの精液の塊。それが地面に音を立ててはりつくと同時にオーク達は触手の中にはまり込んでいた。
X字に絡め取られたオークはもう脱出出来なくなっていた。
そこにらせん状になった細い触手がつき進む。それはまっすぐに堅く立ちあがった雄の象徴の先を狙いすましていた。
オーク達にとってはそれが槍か毒針のように見えた。無理もない。
恐怖に全身をくねらせて逃れようとするが、逃げられるはずもなかった。
その螺旋の触手はあっさりとオークを貫いた。
しかし、それはオークの体のどこも傷つける事は無かった。
螺旋の触手は射精直後の開ききった尿道に差し込まれていたのだ。
突然の未知の刺激にオーク達は別の悲鳴をあげる。だが、触手が振動を始めると次第に甘い声をあげ始めた。

次は尿道か、この女は挿入が好きなのだな・・・そんな思いがトビアの頭に浮かんだ。
その思いは疑問へと変じた。
なぜやたらと挿入にこだわるのか、まるで男の考えも持っているように感じられる。しかし見た感じでは女以外に見えない。
この疑問はあとあとまで頭の片隅に残り続け、彼が真実を知るまで消える事は無かった。

オーク達はいつしか中からの刺激に酔いしれていた。
誰からともなく腰を振り始める。
腰の周囲には触手が絡み付いておらず彼等の刺激を求める動きを助長した。
その動きは次第に全身の筋肉を使ったダイナミックな物になっていく。まるで触手との性交だった。
突き上げる度に中からゼリー状の物がぐにゅぐにゅと押し出されていく。
奇妙な性交は続く。
恐怖からいくらしごいてもまともに立たせられなかったのが嘘のような光景だった。
今のオークの頭の中には恐怖という概念が完全に消えていた。
螺旋の触手とぺ●スを結合させるだけの機械と化したかのようだった。
4本の巨根に深々と打ち込まれては抜ける寸前まで引き出される螺旋の触手。
その動きに合わせてオーク達は体を震わせる。
4本の先端からひときわ濃い液が漏れ出た時、オークのでっぷりとした肉体が反った。

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