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堕天使領域
官能リレー小説 - 同性愛♂

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堕天使領域 7

トビアは先頭のオーク族の攻撃を簡単にかわしてみせると素手で斧を叩き割っていた。
手にこびりついていた精液がオークの顔にはね、隊長だったオークはうろたえた。
そしてそのわきをすり抜けると、今度は2人目のオークから斧をもぎ取り壁に投げつけていた。
このオークも唖然となったらしく戦闘力を失った。
残る2人は簡単だった。まずは単純すぎる攻撃をかわしつつ回し蹴りで、体勢を崩した。バランスが崩れたオークを後ろから掴むと、またも武器だけを奪い取った。
最後の者は攻撃すら諦めて逃げだしていた。
しかしトビアはそれをあえて追った。
狭い穴を出入りに使ったのがこのオークの運命を決めた。
唯一の出口は簡単に塞がれた。
彼はその場で、大股を広げてへたりこんでしまった。
彼の股にある割と太めの物は未だに天を突いていた・・・。

武器を手にしたオーク族4人を、このミノタウロスは素手で武装解除させてしまった。
シャマードは言葉が出なかった。敵に回すとまずいと頭の片隅で思った。
しかし彼はなぜこのタイミングで現れたのだろう?
「貴方確か族長の息子ね・・・、一体なんの用かしら?」
余裕ぶって聞いてはみたが、内心色々な感情がごちゃ混ぜになってしまっている。

突然こんな事を聞かれトビアも焦った。
「隠れてお前の様子を探っていた」とはとても言える筈もない。
仕方が無いので「狙われていたので加勢をしに来た」と格好良く答えておいた。
助けに来たにしては余りにもタイミングが良すぎるだろう、とでも言われるかと思ったがシャマードはなにも返して来なかった。

筋肉質な仲間の尻の掘り合いがこんな腹の探り合いに発展するとは。
しかしその探り合いもいったん中断された。
オーク4人が固まって震えている。少しでっぷりしてはいるがしっかりと筋肉は付いている。
そしてペ●スの方もトビア達ほどではないが中々の物だった。
オーク族は力はあるものの知能やテクニックで劣る。襲撃を行う時も力任せか数に頼る。
大広間で乱交が行われている時に裏からおこぼれをかっさらおうとした4人が満足に女を抱けているとは思えなかった。
多分全員が童貞だろう。きっと睾丸には濃縮された物が大量に詰まっている。
自慰を中断ししかも全裸で勃起した物を見せつけながら侵入した彼等はもはや溶鉱炉に落とされた氷だった。
トビアは彼等を立たせてその場で横に並べた。
恐怖で萎えて半立ちになった物が4本突き出された。
不潔だ、醜悪だとの噂とは違い彼等の物はどれも清潔であった。
先程の自慰によるものだろうか、先走りが乾いてこびりついている。
トビアはオーク達にその場で自慰をするように命令した。そのおかしな命令にシャマードは少し慌てた。
しかし童貞の雄達が並んでいる光景は悪い物では無かったのでとりあえずは黙って見ておく事にした。

オーク達は好色ではあったが、強い者に完敗し捕えられている状況では興奮する筈も無かった。
恐る恐る自分の物をつかみ、ゆっくりとそして小さく扱き始める。
全くと言っていいほど感触が無かった。まるで意識が体から離れてしまったようだ。
先端からは薄い液が放出されだしたがそれもどこか遠い所で起こっている出来事のようだった。
2人の視線が扱かれる股間に集中している。
早く立たせなければ、オーク達はヤケになったように手を速めた。
しかし、そう思えば思うほどペ●スは萎えだしてくる。どうにか手の刺激で堅くなっているような状態だ。
堅くなったかと思えば僅かに萎える。その繰り返しで先走りが噴水のようになっていた。
ペ●スが扱く手で乱暴に振り回されるものだから放出は滅茶苦茶にばらまかれ本当に噴水のようだ。
少しでっぷりとした腹や太ももにまで粘ついた液がまとわりついた。足元にも歪なシミが広がっている。
「アアアアアッウアアッ」
オーク達は苦悶にも似た表情を浮かべ、一心不乱に扱きあげる。
クチュクチュと粘ついた音が部屋に響き渡る。
トビアが耳打ちをする。
「なあさっきのアレ出して手伝ってやったらどうか」

シャマードはこれまたぎくりとした、エネルギーを絞り取る儀式をずっと見られていたと察したのだ。
しかもその儀式は大失敗。更にその失敗で入り込まれたオークの攻撃からかばわれる事になった。
自分でもアレくらい簡単に殺せる、しかし借りを作る状況となってしまったのは事実だ。
なんだか、トビアにペースを握られている感じすらしてくる。

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