どくっ…ぐぼっ…。
自らが放った精液が魔力の触媒として利用され、どんどん異質なものを放っていく。ミノタウロス達はそれを感じていたが、球体に囚われた状態ではどうにも出来ない。
なにかこれから更なる事が起こる。
男達の性的な予感と期待は、当たった。
精液の塊が禍々しい光を放った時、囚われのミノタウロスの性欲は爆発した。
ペニスが欲しい…。
元々彼等は強さや雄らしさを求める戦闘種族、堕天使のいきり立った肉棒すらもその場のノリで認めてしまう倫理観の持ち主ばかり揃っている。
そんな男達が堕天使の魔力を受ければどうなるか。
ミノタウロスの手が勃起したモノを求め伸ばされた。
グッグッグッ、誰とも分からぬ雄に肉棒を握り締められてミノタウロスはのけぞる。
握りしめられた手がゆっくりと上下運動を開始すると、ミノタウロスは野太い悲鳴をあげて全身を痙攣させ始めた。
逞しい肉体が踊るように球体の中をさまよい、少しずつ距離を縮めていく。それぞれが肉棒に手を伸ばしているのだから当然だ。

「ああ、やっぱり扱かれるのを見るってのは良いわねえー」
「今にも精液出しそうなの見てると私まで疼いてきちゃうなあ」
堕天使達にはミノタウルスの痴態がはっきり見えていた。黒い塊を性的にカスタマイズをして召喚した当人なのだから当然だった。

ミノタウルスらはシコシコと互いのモノを扱きつつ、固い先端を自らの性感帯へと導く。
ずぼっ！ぐっちゅぼ…！
ねっとりとした音と共にミノタウルスはひとつに結合していた。