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堕天使領域
官能リレー小説 - 同性愛♂

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堕天使領域 5


 (それにしても、何を考えているんだこの女達は?) 
 先程までベリアにフェラチオされていたミノタウロスは、少し離れたところで考え事をしていた。
 そのミノタウロスは名前を『トビア』といい、べリアが殺した族長の息子であった。

 ここで大人しく鉱夫として働いていれば、命を助けるばかりか生活の保障もするとべリア達は言っている。
 さらに驚いたことに、繁殖と性処理の為の女も供給すると言い出したのである。
 (その証拠に、代わりの女達が来るまで自分達がここに残って俺達の相手をするなどと……)
 ふと、トビアの鼻がピクッと動く。
 (ん、これは血の匂い!?)
 すぐさまトビアは匂いのする方を振り向く。
 匂いはシャマードがいる、洞窟の奥の方からだった。
 (あいつら、迂闊な真似を……)
 他に誰も気づいてないことを確かめ、トビアはこっそりと洞窟の奥へと歩いて行った。

あちらに回されたであろう3人が返り討ちにあったか、それともあの女を殺してしまったか。
そう推測できた。
どちらにしろ面倒である。ここで騒動が起これば、あの女達の目的が分からなくなってしまう。
しかし、血の臭いは思ったほどではなかった。かすかに感じると言う程度で、気にならなくなってきた。
よく考えてみれば、悲鳴らしきものも聞こえてはこなかった。あいつらなら3人を一瞬で殺す事も可能ではあろうが・・・。
奥の間では姿が見えないシャマードそっちのけで3匹のミノタウロスが座った状態で円陣を組んでいた。
いや、地面に出現した魔法陣に閉じ込められ強制的に組み合わされている。
彼等はもがきながら「ウオオ、ウオオ」と悲鳴をあげている。
魔法でなにやら拷問をされているのか、トビアはそう思ったがそれは少しだけ違った。
彼等の筋肉質な尻には棒状の物が深々と入り込んでいた。彼等は尻を犯されていたのだ。
先程の血の臭いは尻が裂けた為だろうか?
ひときわ堅くなったペ●スが彼等の背中越しに見えた。それはまるで風に揺れる花のおしべのように踊り狂い、時には亀頭と亀頭を合わせ合う。
その刺激により先走りが更に分泌されて「ぬちゅっ」という大きな音を出しペ●スが跳ねる。
その異様に雄臭い光景にトビアは思わず、部屋に飛び込んでいた。
魔法陣に閉じ込められている彼等は族長の息子の存在にも気が付かなくなっているようだった。
振り向きもせず、初の尻の快感にのたうちまわり続けている。
彼等に声をかけようとして、止めた。
地面から生えた物に尻を貫かれて身をくねらせる彼等を見ているとどうも止める気が失せたのだ。
手を触れられていない3本のペ●スはどれも今にも射精しようと脈動している。
筋肉質な肉体が大きく震えた、絶頂を迎えつつあるらしい。
彼等は思い出したようにペ●スの根元を握り締める。薄い物がチュルチュルと漏れだしてきた。
そしてわずかに腰を浮かせると、思いきり股間を突き出した。
快感にパンパンに膨れ上がった亀頭が激しく合わさる。
その刺激が彼等を強烈な射精へと導く。
ブビュアーッ!
濃厚に黄ばんだ精が雄の中心で爆発する。それは、魔法陣の中心へと塊となって落ちて行く。
それが魔法を発動させたのか、彼等の逞しい肉体は尻に棒を突き刺したまま浮かび上がっていく。

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