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次世代型鬼ごっこ
官能リレー小説 - 同性愛♂

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次世代型鬼ごっこ 4

激しい乱闘のわりには誰の体にも傷は無い。打ち身どころか擦り傷すらもないのだ。
鬼の肉体がなんらかの力で保護されているのかも知れなかった。
しかし、攻撃を受け流し回避をする能力の高さによるものが大きいだろう。
白い仮面の鬼が薄いベージュの鬼をとらえる。
ベージュの仮面の者はそれに対応しようとサイドステップをして不規則に動き回りつつ、蹴りを繰り出す。
白い仮面の者はそれを上半身だけ動かして回避した。そしてベージュの鬼が見せた一瞬の隙に至近距離に入り込み、背中に手を回す。
しかし少し狙いが逸れて、硬く盛り上がった尻に手が触れる。
逞しい感触が鬼や野生の馬を連想させ白い仮面の男根をうずかせた。薄い液をまたも中に発射してしまう。
それでも手を更に伸ばして、ベージュの仮面の者の結び目を解く。
ぬちょっと音が鳴り、萎えていながらも立派な雄の象徴が姿を現した。
前にも見た光景であったがやはり慣れない、次に股間を晒し寸止め地獄にはまり込むのは自分かも知れないのだから…。
あまりの接戦に賞品の女の事を思い出せる者は居なくなっていた。
わずかでも隙を見せようものなら股間の装備が無くなり敗北するからだ。
もはやなんの為に戦っているのかもわからない。
早々と敗北してしまった馬覆面もそうだった。
扱いても扱いても気持ち良くなるだけで射精しない…射精寸前の緊迫した漏洩感が絶え間なくわき起こり悶絶を繰り返していた。
色々な雄の咆哮が響きあううちに、ついに残りは2人となった。
白い仮面の者と褐色の肌に黒い仮面の者だった。
敵は1人なのでもはや後ろからの攻撃を気にする必要はない。
様々な技を繰り出しながら、脱落した者が待つ所へと引き寄せられていく。

賞品の女を引き渡す場所にもなっているそこは異様な空気に満たされていた。
未だに柔らかい物を一心不乱に弄り続ける複数の男達。中には尻に指を挿入し、前立腺を突く者すら居た。
彼等の出す甘い声がまるで地鳴りのように響き渡る。雄の戦いを盛り上げる応援歌の様でもあった。

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