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次世代型鬼ごっこ
官能リレー小説 - 同性愛♂

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次世代型鬼ごっこ 1

このリレー小説は、フィクションです。登場する人物や団体、薬は存在しませんのであしからず。また、ご都合主義な展開、壮大な蛇足展開、作品の方向性の急変更、文章スキル故の理解不能な駄文の連立、急な放置や完結があるかも、それでも問題無い方はどうぞ。

紆余曲折あったそれはいつしか次世代型と呼ばれるようになった。
しかし、次世代と言う名前に反してギリシャ時代の儀式のようであった。先祖がえりを起こした様なそれは奇妙としか言いようがなかった。
だがそれは、疾走する雄の美しさを際立たせるのだった…。

石柱が並ぶだだっ広い空間に9人の男達が居る。
どれもしなやかな体型をしている、走れば美しそうだ。
彼等は奇妙な格好をしていた。みな一様に裸身に角を生やした馬の頭部の上半分を模した面を被っている。
股間にはこれまた角の様なケースが天を向いている。
ケースと体をつなぐのは今にも切れそうな細い紐のみで、しなやかな筋肉が惜しげも無く晒されている。

彼等は鬼と言うよりは様々な色をした美しいユニコーンに近かった。
黒い面の者も居れば、たてがみが鮮やかな黄の者も居る。
とにかく、額と股間から立派な角が天を突いているのは共通していた。
そんな彼等が思い思いに体をほぐしている。
剥きだしの筋肉の塊の様な尻が大きく躍動する。
石柱の間に、なにかとんでもない事が始まりそうな空気が充満していた。
文明を思わせる機器はなにも見当たらなかった。
鬼ごっこ開始の合図も極めて原始的な方法がとられた。
彼等に金色の装飾を付け足しただけの様な外見の者がどこからともなく現れ、太鼓に似た物を小さく鳴らしてみせる。
そこらで準備運動をしていた男達はずらりと並んだ。壮観な光景だった。
全員に角があり誰が鬼で誰が追われる者なのか、もはや区別が曖昧になっているらしかった。9人の鬼がスタートラインで股間の角をしゃくりあげている。
その角の中には薬草が詰まっており、彼等のペニスを包みこんで固定している。彼等のペニスはケースの中で擦り潰された葉と緑の液にまみれている事だろう。
そして尿道からは葉のエキスが流れ込んでいくと思われる。
9人の視線が向かうははるか前方。
そこには神々しいばかりに美しい、白い美女がいた。
女神の如く整った顔に、人にはあり得ないほど美しい形の乳房。
ほどよくくびれた腰に、うっすらと濡れた、1本の毛も生えていない秘所。
というより、首より下には毛が全く生えていないのだろう。
その娘は9人の男を魅了しつつ、その場にたたずんでいた。
すでに彼らの頭の中では、彼女はおのおのに抱かれていた。
今回の景品こそは彼女なのだ。

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