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忘れ去られた村の儀式
官能リレー小説 - 同性愛♂

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忘れ去られた村の儀式 3

「ふ、褌って?!…」
徹が驚きの声を上げるのも無理も無かった。
いくら都会から離れた山中の村とはいえ、この現世にそんな物を着けたことなど無いのは当たり前だった…
「な、なんでそんな恥ずかしいもん着けなくちゃいけないんだ?…」
雄輔も眉をしかめ、司祭の男に聞く…
「現代っ子のお前らが褌に抵抗のあるのも分かれんでもないがの…だがこの白布はただの布では無いんじゃ…お前らの男としての大切な逸物を妖怪から守る神の糸が縫い込まれておるんじゃ…」

「神の糸…?」
健成も2人に続き声を上げた…
「そうじゃ…これさえ着けておれば、妖怪に男のパワーを吸い取られることも無いじゃでな…」
"男のパワー"…それはつまり精液のことだろうと3人とも分かり、合わせたように赤い顔を俯いた。
「分かってくれたなら善は急げじゃ、早う褌に着替えるんじゃ…」
「あ;はい…、で、何所で着替えたら?…」
司祭から褌を受取った徹が、辺りを見回しながら言う。
「男同士で恥ずかしがることもあるまい…それにお前たち、褌の着け方ば分からんのと違うか?…」

確かに司祭の言うことは最もではあるが、変化を見せ始めたソコを見られるのは、褌を着けることよりも恥ずかしい…そう三人とも思わずにはいられなかった…
「ど、どうしてもここで着替えなくちゃダメなんですか?…」
そう聞く徹の声は弱々しくなっていた。
「しっかりと褌を締めなければ妖気が隙間から入り込むでな…そんなことにでもなってみろ、お前は一生後悔することになるぞ」
三人を褌の男達が取り囲む。見た事の無い顔ばかりだった。

「わああ…!」
男達は妙に慣れた手つきで少年達を全裸にしていく。あまりにも手際が良いので、誰ひとり抵抗も出来なかった。
しかし、彼等にとっては都合が良かった。
こうして無理矢理、それもあっという間に全裸にされてしまった方が割り切れて考える事が出来るからだ。
それは当然、こうでもして貰わなければ、互いの勃起など見れ無かったかもしれないと思う気持ちは大きかった…
自身を恥じらいながらも、やはり自分と同じ歳の男子の勃起がどうなっているのか…雄輔も徹も健成も気になっていたことには代わりは無かったのだ…
「ほぉ…これは妖気のせいなのか?…」
司祭は晒け出された三人の勃起を前に、感心したかのように目を細めた。
「あっ;…まあ…」
健成は俯きながら、勃起したにも関わらずまだ亀頭を覆っていた皮を“見栄剥き”した…

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