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LEON SAGA(レオン・サーガ)
官能リレー小説 - 同性愛♂

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LEON SAGA(レオン・サーガ) 4

レオンを陥れようとしたばかりか、姿の見えないファリドを忘れ去ってしまったように女を求めた彼等に対する断罪のようだった。
その細い触手は先程ファリドを性的に襲った物そのものだった。
それは今まさに突きつけられていたアローの亀頭へと絡みついた。慌てて腰を引くが、完全に手遅れだった。
アローの亀頭はさらりと包み込まれた。
「うぁあ」
アローが腰をくねらせる。
それだけではない、周りで反っていた物にも触手は群がる。アロー達は誰も逃げだす事が出来なかった。
ふいに少女の体がほんの少し縮んだ。股間の辺りから勃起した男性性器が飛び出した。本当はファリドなのだろうか?
しかし、それを見ている者は居なかった。男達は得体の知れない生物に擦りあげられる快楽に耐えるのに必死だ。
海から湧き出た触手が少女らしき者を掴んで持ち上げた。そして、高い堤防を乗り越えて行く。
触手につなげられているアロー達も一緒に引っ張られる形で堤防を越える。
向こうには海が広がっている筈だった。こんな状態で海に落とされればまずあがって来れないだろうと、誰もが死を予感する。
しかしそこにあったのは緑色をした渦だった。触手が台座のようにまとまっているのだ。
渦の中心に少女の様な者が勃起させて横たわっている。アロー達は海に飲まれる代わりに快楽の渦に巻き込まれていく…。
ググ、グゴッ…!
重低音を鳴らしながら触手は渦巻く。その中心に居た筈の美しい少女の姿は無い。
触手をまとい、少女の姿にさせられていたファリドが露になっていた。
彼は緩やかに回転させられながら前と後ろを犯されている。
その周りを木の葉のように翻弄されるのはアローと残りの子分カルヴィンとバートだった。
3人とも見せつけるかのように大股を広げ、台座から生える触手の責めを受けている。触手のどよめく音に合わせるかのように、野太いうなり声をあげながら。
股を広げた男達は徐々に中央へと引き寄せられる。
3人は渦にかき回されて台座の上を転げ回った。躍動する硬い肉体は転がる岩のようだ。
中央に密集したアロー達。それにより、彼等の硬くなった物が仲間の筋肉質な肉体に押しあてられる。
アロー達は1つの塊のようになって、声をあげる。
濃厚な精液を貯め込んだ塊に新たに別の細い触手が絡んでいく。それは雄を求め勃起した物の先端から尿道へと入り込んだ。
「うぐ!」「おわっ!」
未体験の刺激にアロー達は体をこわばらせた。
先程、男達の発情を誘発するのに使われたファリドも意識を取り戻して悶絶した。
尿道を貫かれたまま、アロー達はグルグル渦を巻く。
レオンが来たのはそんな時だった。
乱暴に脱ぎ棄てられた白い褌。それも1枚ではなく3枚、少し離れた所にも1枚落ちている。堤防の裏で行われる雄の罰にはまだ気が付かない。

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