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雄の陰陽伝
官能リレー小説 - 同性愛♂

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雄の陰陽伝 6

そして、腰に手をやり一気に突き出して見せる…。
頼宣にはそれが性的に挑発しているかのように見えた。頼宣はその雄の挑発に乗った。
頼宣は落ちこぼれではあるがそれは術が全く使えないからというだけ、日ごろの努力から体格は良い。上級の魔物を呼びだしさえしなければ、今頃どこかの養子に入れられて兵士の道に進んで居たかも知れない。
金成も負けては居ない。
親の力で入ったとはいえ、才能はある。なので現在の立場を維持するだけの妖力は持っている。
それに少年達のまとめ役を出来る男らしさも持ち合わせていた。

筋肉質な少年2人が向かい合う…。金成の手下の少年が花弁に阻まれながらもそれを取り囲んだ。
それは頼宣を排除する為なのだが迫力に押されて中々手が出せないでいる。
それほどまでに雄々しく、官能的な光景だったのだ…。
金成の手下の少年達は手が出せないどころかその場から動けなくなってしまった。

股間をそれぞれの魔力の色に輝かせた少年達の熱い視線の中で、頼宣と金成の攻防は再開された。
攻防と言っても手足を使う事はない。
2人は急激に体を反らせて雄の象徴を迫り出し、亀頭同士を叩きつけた。まるで野生の獣の戦いだ。
巨根と巨根が合わさった事により、金成の手から放たれる火弾とは違う妖力がはじけ飛ぶ。
まるで赤い花が咲き乱れているようだった。
金成の性器の放つ光と同色の閃光がキラキラと広がっていく。肉棒のぶつかり合いにより、妖力が増幅され小爆発を起こしだしているのだ。
それにより二人の台座になっている妖花も活性化した。雌しべと結合する雄を求めていた筈の花は、今度は雄しべを伸ばし、手下の少年達のぷりんとした尻を狙う。

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