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雄の陰陽伝
官能リレー小説 - 同性愛♂

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雄の陰陽伝 7

飛び散る赤い火花に気を取られていた少年達は花に対する対応が出来なかった。
「グ、グアアアッ!」「ウガアア」
挿入の音と共に暴走した男特有の獣めいた悲鳴が上がる。めしべとの結合を渇望している彼等にとっては相当の衝撃だったに違いない…。
らせん状になった先端は容赦なく少年の肛門を掘り進んでいく。
尻に力を入れ進入を拒もうとするも無駄に終わった。おしべは完全にはまり込んでしまう、男同士の交尾のように。
「うあああああ!」
前立腺が刺激され、手下の少年が次々と発光する妖力を発射する。臭いは精液と変わらなく、なまぐさかった。
しかし侵入は更に続く。絶頂を迎え、反りかえった少年の体内をおしべが突き進んでいく。
手下の少年の体はいつしか浮き上がり彼等の口からは亀頭を連想させるおしべが突き出していた。
こうして断続的に腸内を刺激される事になってしまった少年はいやらしい声をあげて手足をくねらせ始めた。
尻から入った物が口から出ているというのに性器の発光はますます激しくなっている。
頼宣はその壮絶な肛門責めに気を取られた。
いくら雄同士の競い合いをしているとはいえ、同級生の安否は気になるのだ。
完全に暴走してしまっている金成は周囲の手下の事などお構いなしに容赦なく股間を擦りつける。
頼宣の亀頭が攻撃に歪み、鈴口から大量の先走りを放出した。
「う…!」
金成はひときわ大量に出された先走りに頼宣の負けを予測した。金成は思いきり身を反らせて頼宣の竿と交差させた。
だが、流れがおかしくなってくる。
先走りに触れた部分がジンジンと疼き、自らも自然と薄い液を放出し始めてしまう。
この奇妙な事態により金成の暴走状態は悪化した。ただただ力任せに男の象徴で叩きつけ始めた。
「ウーッウーッ!」
唸り声をあげながらひたすらに肉棒を擦り付ける行為は自滅に突き進む以外のなにものでもなかった。
金成は勝手に絶頂へと高まっていく。だが、暴走している彼が止める筈もなく…。

「ヌオオ…!」
強烈な射精感に金成は頼宣にしがみつき体を密着させる。
次の瞬間、金成の性欲は爆発した。
どびゅーっどびゅーっ!
「おおおおお…」
合わさった股間の結合部から赤の炎と白の液が滅茶苦茶にそして生臭い臭いを発しながら飛び散っていく。
金成はあまりにも強すぎる射精感に頼宣の背筋や尻に手を這わせた。無意識の行動であろう。
頼宣はその感触に嫌悪は感じなかった。むしろ、まんざらでも無い気分になってくる。

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