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雄の陰陽伝
官能リレー小説 - 同性愛♂

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雄の陰陽伝 3


やっとの思いで岩陰に辿りついた頼宣は『はぁあはぁあ』と熱い息を吐く…
つい今し方まで冷水に浸かっていたというのに、その身体は火照り、汗が滲み出ていた…
しかもゾワゾワとしたむず痒さが脚の先から這い上がり、頼宣の陰茎を奮い勃たせていた。
「なっ…何なんだ一体?…」
普段は指で見栄剥きしないと決して顔を出すことの無かった亀頭が丸々と姿を現わし、熟れた果実のように艶輝いている…

そのあまりの卑猥さに頼宣は性欲をかきたてられ、ますます体を熱くした。
巨大花に追われた事も忘れ、その果実に手がのびそうになる。
「今はそんなことしてる場合じゃない…」
頼宣はどうにか正気を取り戻して、五人組の襲撃者の方に顔を向けた。
花に捕らえられた少年達は既に素顔を晒していた。濃すぎる花粉に覆面を溶かされたのだ。
どの面も知った顔…頼宣を毎日のように虐める連中だった。
「何でアイツらがここに?…」
頼宣は見られている訳など無いと分かっていても、条件反射のようにおっ勃ったソコを隠す…
もしこんな厭らしい状態を見られでもしたら、何をされるか分かったもんじゃ無かった。
それでも少年たちのソコが目に入ってくると、頼宣はその状態に安堵した。
少年たちのソコは自分以上に厭らしく、まるで雌しべを誘っているかのように聳え勃っていた。

少年達は花粉によって性欲が高められ理性を失っているようだった。
拘束されて動けぬことに野性的な唸り声をあげながら、まるで頼宣に立ち上がったソコを見せつけるかのようにしている。
頼宣はあまりの雄臭さに圧倒され、声を失った。
当然だが頼宣は他人の勃起を見た事が無かった。それが今、5人もガチガチに立たせて並んでいる…。
しかも、花から延びる触手は彼等の手足を固定して浮かせるだけに留まり性器どころか胴体にすら絡んではいない。
そのおかげで5人の少年陰陽師達の肉体美がはっきりと見える。まるでそれが狙いかのように。

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