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偵察
官能リレー小説 - 同性愛♂

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偵察 4

オークの手の動きが早くなってきた。快感が高まってきているらしい。
相変わらず射精する事だけを目的にした単調な扱き方だが、オークは顔をゆがめている。
もう出そうなのか…。
アルトゥールはオークの豪快な射精に期待した。
しかしこのまま射精させてしまったらこのオークはどんな事になるか分からない。濃厚な精液を持った生物だと認識されたら居住区を満たすゼリーが彼に襲いかかってくるのは目に見えている。
しかし、オークの自慰を止める事は出来そうにない。完全に洗脳されているし、単純なパワーではかなわないからだ。
思いきり蹴飛ばしでもすれば正気に戻って止まるのかもしれないが…。

アルトゥールは足に力を込める。
どぼっ…
嫌な音が響き渡るがそのオークは倒れなかった。微動すらしなかったのだ。
体内に吸収されたエキスが彼を鋼鉄の様に強化しているらしい。ただでさえパワータイプのオーク族、それが強化されているとなるともはや打撃攻撃ではどうにもならない。
流石に刃物でならダメージを与える事が出来るだろう。
しかし、それではオークが負傷してしまう。
血の臭いでゼリーの壁が凶暴化しないとも限らない。血の臭いに反応する種類の生き物も居るからな…。

とにかく目の前で一心不乱に自慰をする男を酷い目に遭わせたくは無かった。
悩んでいるうちにオークはついに絶頂を迎えた。
「くっ!」
びゅるっびゅるっ!
オークの濃厚な子種はアルトゥールの手の中で爆発した。これによりスライムの壁に精液が付着する事は避けられた。
しかし、被害を完全に食い止める事は出来なかった。
ニチャニチャニチャ…
どこからか肉棒を扱く音が聞こえた。その音は隣の通路から聞こえてくるようだった。
別のオークも同じようにオナニーしていたのだ。

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