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迷路の黒い獣
官能リレー小説 - 同性愛♂

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迷路の黒い獣 9

その液は射精して敏感になったモノを更に過敏にし精力すらも高める効果があったらしい。
亀頭がズンと震えたかと思うと尿道がまるで口の様にヒクつき始めた。
殆ど菱形のようになって脈動するそこはまるでフェリクスを誘っているかのようだった。
フェリクスは飛び付きたくなったが一応我慢した。もっと相手を引き寄せて有利な状況にしたかったからだ。
黒豹らはフェリクスの願い通りに股間を突きだしながらにじり寄ってくる。
リーダー格らしき雄の姿も確認出来た。金の装飾を外していないのですぐにわかる。
リーダー格の黒豹がフェリクスの上に覆い被さっていた。
完全に発情しているらしく、体が熱い。それに呼吸も荒いようだった。
彼は腰を突きだして、竿を合わせてきた。奇妙な液体を浴びてぬるついた黒い性器の感触にフェリクスは腰を動かす。
液体の滑らかな感触はとても気持ちが良い。しかし、意外にも媚薬の様な成分は含まれていないようだった。
この奇妙な液体は性感に関するものではなく、特別な意味合いがあるらしい。
例え媚薬的成分は無くても、液体のヌルヌルとした刺激は双方の動きを更に激しくしていく。
リーダー格の黒豹はのけぞり、ただただ喘いでいる。フェリクスも腰を迫りだして黒豹のペニスを楽しむ。
周囲の黒豹達も先程と同じように黒い壁になって擦りつけを再開した。
黒豹の男が一斉になにかを叫んだ。おそらくは射精の合図であろう。
それとほぼ同時に黒光りするモノが脈打ち、白い液体を勢い良く放った。
強烈な射精感に黒豹の男達は次々と脱力をした、フェリクスはそれを見逃さなかった。
動きの鈍ったリーダー格の黒豹の背中にに腕を回した。
突然の事に動けない彼を無理矢理自分の上へと引っ張り倒す、そして足を絡めて自由を奪う。

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