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迷路の黒い獣
官能リレー小説 - 同性愛♂

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迷路の黒い獣 5

無理矢理上に向けられたフェリクスの巨根はまるで聖なる石柱のようだった。
ただ大きいだけでなく、全体のバランスも良い。
黒豹達が彼を選んだ理由はこれなのかもしれない。とにかくそう思わせるだけの説得力と存在感はある。
フェリクスにとってそれは男として自慢の逸物ではあるだが、このような状況下ではそれが返って仇となっていた。
もし自分のこれが普通の一般的なサイズであったとしたならば…
もしこれが、巨根であったとしても、先細りで亀頭が理想的に張っていなかったとしたならば…
自分はこの者たちに捕らえられることもなく、このような恥ずかしい姿を男たちの前に晒さなくてよかったのかもしれないのだ…
そう思うと、自分の男の証しが怨めしくもなった…
胸中でそう嘆きながらも、フェリクスの男根はその思いに反して増々に欲望を露にしていた。
その艶やかな亀頭先端からは透明な液が溢れだし、水晶のような丸ぁるい液玉を輝かせていった。

雄臭い独特の臭気が場を満たす。
それを嗅いだ黒豹達は次々と発情を促され、双方のモノはますます硬度をました。
絡みつく触手のようにうねっていた黒い肉筒は弾力を持ち始め、ブンブンと音を鳴らし始める。
肉棒を擦りつける腰の動きにも変化が現れていた、強引で小刻みだった振りは快感を楽しむように緩やかになっていた。
全身を使ったねっとりとした擦りつけはフェリクスの蜜の放出を助長する。
黒豹達はフェリクスの変化に目に見えてますますヒートアップした。
彼等もようやく先走りを垂らし始め、フェリクスの肉体が濡れて光り始めた。
黒い肉筒の先端が先走りによってぬるりぬるりと滑り、その度にニチャニチャと音を鳴らす。
幾分かは増大した格上の男のそれは、フェリクスの秘孔に滑り来る…
フェリクスはその感触に身を固くした。
自分が同性である男に興味を抱く趣向を持っているのは分かってはいた…
それでもココを使う経験は今まで無かった。
「や、止めてくれ…」
か細い声を発するフェリクスに対して、男は…
「|仝々〆¨#々仝々ヾ〃…」と、優しい声を返した。

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