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方陣の忍者
官能リレー小説 - 同性愛♂

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方陣の忍者 20

「胸に爆発の陣を描かれているというのに追ってくるとは…、うかつにも程がある」
時慧は紫の褌の男達を挑発する。男の一人が叫ぶ。
「こんなもの、お前を消せば無効化される!」
時慧は指を複雑に振った。その男の胸の模様が淡く発光し、男は膝をついた。
紫色の褌がズンと突き出されていた。
「そのむっちりとした胸板を愛撫した。逆らえば次は爆発だ」
少年は時慧の優位な状況に更に火がついた…。男達に屹立を見せながらこう言う。
「兄じゃ、もっとこの男達を勃起させて?」
時慧は男達に性器を出すように命令する。
その言葉に男達はうろたえたがすぐに褌の布の横から巨根を取り出した。先程の怪しげな儀式と同じく褌を脱ぐ者は居なかった。
その褌になにか意味があるのかもしれないが、聞くのは後回しだ。今は一刻も早く発情した少年を元に戻したい。
脇からノソっと現れた男達の巨根は、まだ力半ばだった。
そもそもはこの男達は同性に興味を抱かない異性愛者なのかもしれない?…と少年は思った。
それでも儀式の時に見たあの姿は、間違いなく兄じゃの裸体に興奮し、精を放ったのだ…
それではまた兄じゃの男根を見れば反応はするかもしれない…

「兄じゃ…、兄じゃの勃起もこの男達に見せつけてやってください…、兄じゃの勃起も秘孔も総べてを晒して、男達のこの男根を最大限に膨張させるのです!」
男達が異性愛者とするならば、呪文の効力が今だ僅かでも残っていることを期待するしかないのだ…

少年の前で様々に挑発をしてみせる、兄じゃ。
しかし、褌の男は一向に勃起しなかった。儀式の呪文の効果が切れているわけではなさそうなのだが、状況が状況だけにどうもうまくいかない。
半数ほどがはんばやけになったように扱いているが、それでも硬くなりそうにはなかった。
くっちゃくちゃと柔らかい物を扱く音が響き渡る。男達の焦る息遣いも猪面越しに聞こえてくる。
だが、やはり彼等の太いモノはずるんと揺れ動くだけだ。
しかし、紫褌の男達が焦りながら扱いている様子というのも中々面白かった。兄じゃにあんな事をしたのだからもう少し意地悪しちゃっても良いかも…。

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