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方陣の忍者
官能リレー小説 - 同性愛♂

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方陣の忍者 16

兄じゃなら…
少年は吊るされた男の巨根を見ながら、アソコから解き放たれる精液は、ここまで飛翔するに違い無いと思っていた。

渡岩流が寝起きを共にする部屋、副頭首の時慧は個室を与えられていた…
そこの掃除を任せられた下っ端の少年たち…1人の少年が天井に付着する白濁の液を発見した…
「なんだあれ?雨漏りでもしたんかな?」
「馬鹿言え、雨が白い訳ねーだろが…」
「うんだら、何だぁありゃあ?」
その時既に精通を向かえていた少年には分かった…それが時慧の精液だということが…
兄じゃのは天井まで跳ぶのか!…
「俺が拭うから持ち上げてくれ。」
少年は必死に手を伸ばし、それを指で拭った。
これが兄じゃの精液…
その香しい匂いを嗅ぎながら、少年はその指を尖らせた舌で味合った…

生臭く微妙に酸味がある、そして濃い。雄らしい味だった。
しかし、熱くはない。時間が経過しているのだから当然だった。
いつかは出したてを直接飲むんだ…、少年はそう決心をした。

ふと少年は自らの髪の中に小型の煙玉を隠していることを思い出した。
それは相手を痺れさせるだけの効果しかなく、小型なので有効範囲も狭い。
今回は使う必要もないと思っていた。
しかし、あれだけ男達が密集していれば…!

痺れに身体が動かせない時間は短い…
それでも兄じゃの処まで行き、助け出すには充分過ぎる程に時間はあるように思えた。
少年は髪の中から煙玉を取り出し、それをじっと見詰めた。
兄じゃを救うにはもうこれしか手立てなど無いと自分に言い聞かせる…
少年にとっては、例え上手くいかなかったとしても、自分だけが逃げ出し、兄じゃをこの男達の餌食するよりかはずっとマシだったのだ。
兄じゃを犯していいのは俺だけ…
兄じゃの哭く姿を見るのは俺だけだぁ!
少年は煙玉を握り締め、それに出来る限りの念を込めた。

そして、音も無く紫褌の男の背後に近寄り煙玉を投げつけた。
通常の煙玉と違い、これは秘匿武器なので親指程度の大きさしかない。なので男達はすぐ足元に落ちた事にも全く気づかなかった。

小さな爆発音とともに黄色い煙が広がり、男達を完全に包みこんだ。
男達は悲鳴と共にその場に崩れ落ちていく。煙をまともに浴びたのでしばらくは動けないだろう。
吊るされた男を中心に仰向けに硬直した男達…。
自慰直後だからか、誰もが固く股間をつき出して精液をこびりつかせた肉棒を天に向けていた。
どれも長いというよりは太く、ゴツゴツした丸太のような印象がある。肉体もそうだ、胸毛をやたらと生やした体はしなやかというよりはがっちりとしている。

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