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方陣の忍者
官能リレー小説 - 同性愛♂

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方陣の忍者 15

猪の面はやられる側だけが身に付けるものだと考えていた少年は、彼等の行動が理解出来なかった。
これでは誰が誰だか…。

少年は、この屋敷の敷地内でまだ面を付けていないのは自分だけであろうと推測した。少年は一応猪の面を探しておいた方がいいのではないかと考え始める。
しかしもう探している暇は無い。
今はもう始まってしまったこの儀式を遠巻きに見る事しか出来ない。
くそう、仮面さえあればまぎれる事も出来たのに…。
明らかに都合のいい考えではあるが、そういう判断しか出来ない程に少年は昂ぶっていた。
褌を脱ぎ捨てた時よりも更に暴走しつつある証拠だった。
突如、紫の褌の男達の手が止まった。尻がヒクヒクと波打っている。
限界が近いのか!少年は男達の後ろ姿を食い入るように見つめる。
男達は紫の布を食いこませた大きな硬い尻を少年の方にぐっと突きつけた。
どの褌も股間の当たる部分が横にずれ、精液を限界まで溜めこんでパンパンに張った玉を出している。
きっと竿の方は完全に出ているのだろう。
少年がそう思った次の瞬間、野太い雄叫びが上がった。猪の咆哮のようだった。
紫褌の男達の肉体は急激に反り、尻の向こうでいくつもの黄ばんだ雄汁の塊が宙を舞った。
盛大な一斉射精ではあるが、少年の視点からは飛ぶ汁の一部がほんの一瞬見えただけだった。
それでも少年の妄想をかきたてるには十分だった。
褌を押しのけて突き出された巨根が並び、一斉に濃い汁をぶちまける…。そんな光景が少年の脳裏に浮かぶ。
その子種は吊るされた男目がけて放物線を…。
だが彼等の精液の濃度が濃すぎたからか量と勢いの割には高く飛ぶ事は無く、吊るされている男には全く付いては居なかった。

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