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脱皮したら
官能リレー小説 - 同性愛♂

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脱皮したら 6


「皮膚とかが爛れなくて良かったな。」
「瞬さんったら、僕より競泳水着の事を心配していたくせに。」
「そ、それは・・・」

動揺する瞬を見て、少し苦笑いをしながら、
「瞬さんのせいなのか。男でも勃つようになってきて・・・」

瞬と紘輝は競泳水着を身に着けると、
「前々から思ってましたけど、瞬さんの胸、凄い厚みがありそうですね。」
「もし良かったら、胸だけじゃなくて腹とかも触ってみろよ。」
「硬いですね。僕もやっぱりこんな風になりたい。」

すると瞬が苦笑いをして、
「鍛えるのは良いけど・・・」
「瞬さんの好みは大凡把握し済みですから、心配しないで下さい。」
「そういうつもりじゃないんだけど。」

数ヶ月後、
「紘輝、高校進学おめでとう。」
「瞬さんの通う高校に合格するとは思ってなかったですよ。」


紘輝は瞬の通う高校の制服を纏ってきたのだが、
「紘輝、中々様になっているな。」
「ありがとうございます。」
「先輩と後輩の間柄になっても、今まで通りに接してくれれば良いぞ。」

すると、遠くが何かが光るのを見て、
「全く、紘輝が久々に来たっていうのに・・・」

瞬と紘輝が身構えると、みるみる硬質な物質で覆われて、
それぞれライトビートとブレイマンティスへと姿を変えていき、

「ブレイマンティス、油断するなよ。」
「ライトビートこそ。」


ライトビートとブレイマンティスが強盗達を捕まえると警察署長が、
「また君達に助けられたね。」
「じゃあ我々はこれで失礼します。」
「ちょっと君達・・・」

ライトビートは辺りを見回して誰もいないのを確かめると、
「ブレイマンティス、胸も腹も尻も引き締まっているな。」
「ライトビートの相棒として当然ですよ。」
「そうじゃなくて、瞬さんのためだって言ってくれよな。」

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