PiPi's World 投稿小説

脱皮したら
官能リレー小説 - 同性愛♂

の最初へ
 9
 11
の最後へ

脱皮したら 11


ふと周りを見てみると皆、成長していくにつれ自分や周りの相手の性器に触れるなどしており、
「どうやら性欲が増す副作用でもあるみたいだな。」
「瞬さんが言うと言い訳みたいに聞こえるのですが。」
「そ、そうか。」

瞬と紘輝が互いの胸や腕などを触っていくのだが、
筋肉が急激に発達していき、
「紘輝、腹筋が硬くなってきたな。」
「今まであまり見てなかったけど瞬さんのお尻、なかなかですね。」
「紘輝だって引き締まってきて良い形をしているじゃないか。」

「こうして互いの成長を見れるっても悪くないな。」
瞬と紘輝は互いの陰茎を扱き始めていくが、扱いている間にも筋肉は発達し続け、
胸に厚みが増して胸板が形成され、
腹筋が盛り上がってきたのと腹筋と腹筋の間の脂肪が落ちてきた事で割れ目がはっきり見え、
腕や脚も逞しくなっていき、手が精液塗れになってきた頃には、
「すっかり元に戻ったようですね。」
「紘輝も腹筋が8つに割れたのか。」

瞬が紘輝の腹筋を触っていると、
「もしかして、紘輝君じゃ・・・」
「咲菜ちゃんだ。瞬さん、すいませんがちょっと離れて下さい。」
「どうした急に・・・あの子か。」

咲菜がやって来ると、
「紘輝君って筋肉が結構あるのね。」
「あ、あの・・・」
「ずっと共に戦ってきただけあって、紘輝君と瞬さんって兄弟みたいに仲が良いですね。」

咲菜が自分達の秘密を知っている事に戸惑う紘輝に対して、瞬は意外と冷静で、
「この事は秘密にしといてくれるよね。」
「勿論ですよ。私達を助けてくれた紘輝君に迷惑をかけたくないですから。」
「これで良いのかな。」

数ヶ月経ったある日、瞬は留学のために旅立つ事になり、
「瞬さんと共に戦ってこれて良かったです。」
「しばらくお別れだけど、ブレ・・・いや紘輝なら大丈夫だ。」
「向うでもお元気で。」

旅立つ瞬を見送った紘輝であったが、高校の近くで怪物が出現した事を知ると、
誰にも見られていないのを確かめてブレイマンティスに変身し、
「よし、どんな相手でも負けないぞ。」
急いで羽を広げて飛び立つのであった。

(完)


,
の最初へ
 9
 11
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

同性愛♂の他のリレー小説

こちらから小説を探す