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スケイルス海での出来事
官能リレー小説 - 同性愛♂

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スケイルス海での出来事 13

「ま、また咥えてくれ!」
イザークは腰をくねらせて海賊を誘惑し始めた。余りにも大胆すぎるイザークの発言にレルツは困惑をする。
自分が言いだせずにいた事を彼があっさりと言ってのけたのだから。

部下4人はその言葉に完全に暴走をする。性欲の塊と化した部下は赤兜の指示も待たずにイザークの拘束を解いてしまう。

雨に濡れ、黒さを増した甲板の上に、イザークの白い裸体が崩れ落ちる。
「おお、尚更にコイツの白さが際立つじゃねーか。」
「うんだ、ピンクの肉竿ば…じっくり味合うとすんべ…」
背後に回った男に羽交い締めにされ、別の男に両足を大きく開かされるイザーク…

「イ、イザーク…」
レルツはその間に起立するイザークの昂りから目が離せなかった。

「…お前、この白い奴のが気になんのか?」
レルツの勃起を見ながら、赤兜の男がニヤケながら言う。

確かにイザークのものに魅せられ、一層に雁高を際だたせていく自分がいた…
「お前もしかして…男好きなんかぁ?…」
意外そうな口調の赤兜の男に、レルツの亀頭は繁々と見詰められた。

「そ、そんなこと…ある訳ない…」
慌ててイザークから目を離し、口籠りながら否定する…
今まで頑に守ってきた秘密が、こうもあっさりと見抜かれてはなるものかとレルツは思った…
「ふふ、隠さんだってもええでぇ…普通の男だったら、そんな目で男のモンば見ることはねーだ…」
ぅ…
"普通の男だったら…"その言葉はレルツ心にとっては鋭利な刃物と一緒だった。
普通じゃない…男の昂りに魅せられてしまう自分が普通の男ではないと宣告されているようなものだった。
「お、俺は…変態なんかじゃ…ない…」
「何を今更言っとるだ…俺らやこの白っこい奴は、単に射精したいだけに男さ利用してるに過ぎん…じゃけんどもお前は…男そのものに欲情ばして、おっ勃ててる訳やないか…」
赤兜の男の指がレルツの裏筋を触れるか触れないかのところで、スッーと撫でる…
「ぁ‥!」
小さな吐息と共に、レルツの亀頭先端からトロッ〜とした透明な液体が流れ出た。

湧き出してきた蜜に赤兜は感嘆の声をあげた。
まずい、このままでは出る…。レルツが慌てた時、部下の唸り声があがったので赤兜の手が止まってくれた。
「う!うっ!おっ!上手すぎる…!」
「うああー…とろけちまうよぉ!」
レルツと赤兜が目をやると、イザークが盛りのついた獣の形相で部下4人のものを滅茶苦茶に扱いていた。
「お頭!この小僧は教え込む必要もありませんですだ。どうです?俺らの玩具として飼ってくれませんかね?」
扱く触手を払い除け、今まさにイザークの口に男根を突っ込もうとする男が言う。

「うむ。こやつらから物資もたんまりと頂戴したことだし、喰うもんには不自由せんからな…」
赤兜の男は、自身の昂りとレルツのモノを合わせ、2本一緒に扱き出す。

「お、俺らは家畜じゃねーぞ…」
淫乱狂に陥ってしまったかのようなイザークに変わり、レルツは今だプライドを捨ててはいなかった。
「何ば言うとるだ、男色のお前など家畜以下だで…ここが陸地だったら豚にも劣るだ…」

「やめろぉ!もう言うなぁぁぁぁぁぁぁ!」レルツの悲痛な叫びが辺り一面に響き渡る。
その声が聞こえたからなのか?‥それとも偶然なのか?…
後方の巨船が輸送船に向け、激突してきた…

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