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龍の踊り食い:緑の竜編
官能リレー小説 - 同性愛♂

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龍の踊り食い:緑の竜編 5

まずは俺から簡単な自己紹介をした。
そして牡丹色の竜がプロミネンスと名乗る。俺と同じくコードネームの様な物を決めているらしかった。
葡萄色の竜はメイルストローム、黄色の竜はグランドという名だった。
やはり、体色のイメージで自らに名を付けるらしい。
格好良い名を聞いて、俺は更に心が熱くなった。
いかにも雄の竜!といった感じがしたからだ。
俺は彼等をもっと詳しく知りたくなった。特にグランドは…。
しかし、今は雑談で盛り上がっていられる状況ではない。どうにかして脱出しなければ。
だが、もうしばらくは雄だけで向かい合って居たい…。
ディスペイアを倒さねば、という責任感が俺をギリギリ押し止めてくれているらしい。
俺のモノは3色の雄竜を見ても萎えたままだ。
こんな状況でないなら本能のままに彼等に思いを打ち明け、屹立を突きつけたい。
押し込められた性的な感情が、俺の先端からねっとりとした糸を引かせた。
それが引き金となったのか足元から蛇のような形状の触手が生えてきた。
それはしなやかに伸び上がると、俺達の顔の辺りで先端をよじらせた。
先端にある器官は蛇の頭部に見えていたが、近くで見るとウツボカズラだとかチューリップにも見えなくはない。
その壷か花弁の中からさらりとした粘液が零れてくる。
粘液を漏らす内部がちらりと見えた。中には無数の突起がある。
牙の代わりに艶かしく蠢く突起を生やした蛇が俺達の股間に向かう。
「うおおっ!な、なにをする気なんだ」
そう叫ぶのは牡丹色の竜。若干状況を楽しみつつある俺も含めて、誰もが逃げ出そうともがく。
しかし抵抗むなしく…。

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