PiPi's World 投稿小説

龍の踊り食い:緑の竜編
官能リレー小説 - 同性愛♂

の最初へ
 1
 3
の最後へ

龍の踊り食い:緑の竜編 3

「こいつはなんかおかしい。協力しないとやられるぞ!」
そう叫ぶが、次の瞬間には俺と黄の竜の間は大木の様な壁で分断されていた。
動きを制限されてしまい、俺は大きく回り込まなくてはならなくなった。扇を振りつつ後退していると目の前を牡丹色の影が横切った。
投げつけられた果実型の砲弾が空中で叩き潰されて舞い散った。
新たな竜の戦士が現れたのだ。手には警棒に似た巨大な棍棒を持っている。
黄の竜人と遭遇しただけでも相当珍しい事なのに、と思っていると更に葡萄色の影が敵に飛び込んでいった。
それは鎌を手にした竜人だった。紫の残光を発生させながら横一文字に蔓を切り裂いていく…。
これで大幅な戦力アップだ、そんな思いが生まれた。
しかしそれは間違いだった。
敵に翻弄され、協力どころではなくなった。
まとまればどうにかなる相手だろうが、巨大な植物は連携を崩してくる。
それに初対面なので、相手のペースもつかめない。結局4人も居ながら全員が孤立する事態になった。

しばらく戦っていたが、どういうわけか彼等の姿が見えなくなった。
悲鳴もあげずに屈強な3人の竜が消えたのだ。
はじめて感じる恐怖に思わず後ずさるとワンテンポ遅れて彼等の武器が落ちてきた。
棍棒に鎌、そしてボウガン…どれも粘液のような物が付いておりテラテラと輝いている。
更に上からなにか布の様な物が降ってくる。
それは彼等の唯一の着衣だった。
まとめて落ちてきた、やたらと面積が小さい布に俺の物が疼く。
これが彼等の雄を包みこんでいたのか…。
初めてはっきりと遭遇した戦士である黄色の大柄な竜の肉体美が思い出される。
性的な目で見られているのに気付きもしていなかった竜が…。
戦闘の最中でありながら少し興奮してしまったのは大失態だった。俺は背後から迫りくる脅威に反応が遅れてしまった。
じゅぶっ…「ぐわわあぁぁっ!」
俺は文字通り、食われた。
蕾にも亀裂の入った果実にも見える器官に全身を飲み込まれたのだ。
真っ暗でなにも見えない…。全身に絡み付く無数の突起の感覚だけがある。
その突起が俺から双扇を奪い取った。扇はすぐに器官の外へと排出されていく。
俺が武器を無くした直後、突起の動きは強烈なものになった。
まるで洗濯機の中の洗濯物かのように撹拌される。無理矢理様々なポーズをとらされているかのようでもあった。
めぐるましく体位を変える度に、俺の唯一の着衣が少しずつ脱げていく。
無数にある突起が服にもぐりこみ、引きはがそうとしてくるのだ。
しかし、滅茶苦茶にかき回されて抵抗すら出来ない。
俺はただ裸にされるのを知覚する事しか出来なかった。
こうして俺は屈辱を感じる暇もないままに全裸に剥かれた。

突然、壷がぶるっとうごめき俺を吐きだす。

SNSでこの小説を紹介

同性愛♂の他のリレー小説

こちらから小説を探す