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霧に包まれたコロシアム
官能リレー小説 - 同性愛♂

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霧に包まれたコロシアム 11

その壮絶なほどに雄臭い状況にアルビオンも発情した。
顔を覆うフードはそのままにマントを脱ぎ捨てる。
魔術師らしくない筋肉質な裸体が、外気に晒される。
股間の中心にあるものは天を向いていた。
それを猪覆面と同じように握り締め、なにやら更に呪文を唱え始める。
くちゃぬちゃくちゃ…
森の中で肉棒を扱きあげる音が響き渡る。
8人は同じペースで手を動かしていた。
猪覆面のものは水にしっかりと包み込まれているのだが、それでも先走りの香りが漏れてくる。
雄の臭気が辺りに漂い始めた時、8人は同時に絶頂に達する。しかし天高く子種を発射したのはアルビオンだけだった。
猪覆面達からはなにも出なかった。快感に水の中の亀頭が脈打っているが…。
一応射精に匹敵する快楽はあるらしく猪達は腰をふるわせて荒い息を吐いている。
アルビオンの多目の雄汁がリーダー格の猪覆面の顔から胸に降りかかった。
そのリーダー格の男は余韻に浸りながら付着したそれを手に取り、味わう。
洗脳された雄にとって、口に広がる濃厚な味はそれだけでかなりの刺激となる。
獣の覆面の男にとってこの精液は極上のワインに等しかった。
洗脳されて思考が一時的に変化している、というのもある。だが、実際にアルビオンの精は非常に美味であった。
リーダー格は猪独特の口元をモゴモゴさせながら太く立ちあがったものを更に震わせる。男の精を飲んだ事でまたも絶頂に達していた。
一方その頃、ロータスはコロシアムの奥へと向かっていた。淫花の効果が薄れたので迷う事はない。
アドルウスには「花の中の男を救いに行くが、危険な魔法を使うので今は別行動の方が良い」と説明してある。
双方引き返して男達を助けるつもりで居たので、ロータスだけが引き返す事に対して特に反対はなかった。
そういうわけでアドルウスは通路でロータスを待つ事になった。
その行動が外の8人の男達を誘いこむ…。

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