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謎の部族
官能リレー小説 - 同性愛♂

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謎の部族 8

少年は俺の舌の動きを楽しんでいるようだった。試しに動きを止めると、すぐに身をよじってせがんできた。
そろそろ舌程度の刺激では物足りなくなってきているか?
俺は一旦責めを止めると座りなおして、中指を尻にあてがう。
そしてそのまま一気に指の根元までねじりこむ。
少年が短い悲鳴を上げた。痛みを感じたのかと焦ったが、そうではないとすぐにわかった。
少年の雄の先端から垂れる薄い蜜の量が、一気に増えたのだ。少年は快楽を感じているようだった…。
その反応にホッと安堵し、その蜜を舌先で拭い取る。
「ひぃ!」
少年が再び声を上げた。
しかしそれが悲鳴ではなく歓悦の声であることは、雁の張りがくっきりと増したところを見ると間違い無いようだった。
気を良くした俺は少年の裏筋に舌を這わせながら、中の指をくの字に曲げる。
「ぁ…!ぁぁ…」
(感じているんだ…)
俺の中で征服欲が頭を擡げる。
悶える少年の聳え勃つ雄をぱっくりと咥えつつ、後孔内に入れた指をぐるりと掻き混ぜると、ビクッ!とその身体が大きく跳ねた。
俺は何が起きたのか分からないままに、後孔内で触れた突起を再び小突くと、少年はまた面白いようにヒクリと爆ぜた。

その反応から前立腺に触れたのだと分かった。
俺は少年の物をしゃぶるのを止めて代わりに指を増やした。そしてえぐるように滅茶苦茶にかき回す。
少年は獣の様な唸り声をあげながら、全身を激しく踊らせる。
まるで壊れた操り人形を操作しているようだった。ある時は限界まで股を広げ、そしてある時は弓なりに反った体をうつぶせにした。
突如、少年の尻がきゅうっと締まった。俺の指が取れそうだった。
黒人少年は股間を高く突き上げ、絶叫しながら大量に精を飛ばした。
噴水のように散った白いそれは黒い肉体だけでなく、俺の顔をも染めていく。
ドロっとしたその液が鼻筋を通過し、唇で止まる。
俺は恐る恐るそこに舌を伸ばす。
生暖かさをもったそれは、幾分かの酸味を含んではいるものの、嫌な味ではなかった。
どちらかというと無味に近い。
それでも微妙に感じるその味に、俺はどこか覚えがあった。
‥記憶を無くす前の俺は、これを口にしたことがあるのか?
俺は今だ噴射する少年の先端に口を宛てがい、それを直に受け止める。
喉奥に打ち付けられる勢い‥その吐き気が込み上げるような感覚‥それもどこか覚えがあった。

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