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謎の部族
官能リレー小説 - 同性愛♂

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謎の部族 23

どれだけ歩いただろうか、足元にある森に終わりが見えてきた。
白っぽい石の塊が森を侵食しているのだ。どれもこれも奇妙な形でなにかのオブジェのようだった。
なんらかの儀式の痕跡に思えた。それらの増加が頂点に達した時、ジャングルは芝生が敷き詰められたような空間に変わっていた。
「このオブジェを並べる為に木を切り倒して整地したのか…」
今歩いている透明な通路もこの芝生に突っ込む形で終わっていた。
俺と少年は森…ただし木ではなく彫刻の群立する空間へ足を踏み入れる。
少年はなにがなんだかわかっていないようだったが、俺にはすぐに分かった。
この彫刻は俺より先にこの奇妙な森に足を踏み入れた男達だと…。
冒険かそれとも俺と同じように強制的に連れ込まれたか。
理由までは分からないが、不思議な事にどの彫刻も全裸だった。
しかもどれも、今まさに射精せんばかりに肉棒を硬く立ちあげて亀頭をパンパンに膨らませている。
かなりの数の彫刻があるが、その全てが勃起しているのだ。
彼等に一体なにがあったのだろうか…。俺は卑猥な姿で固められた男達に同情する。


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