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謎の部族
官能リレー小説 - 同性愛♂

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謎の部族 20

今までに無い男根の快楽に翻弄されている男は少年の指の動きに気づいていない。
その為、すんなりと指を受け入れてしまう事になってしまった。
ズブ!と音を鳴らし、指が根元まで差し込まれた。少年より一回り以上大きい男はいともたやすく悶絶する。
「ヌオオォォッ!」
野太い悲鳴をあげて緑の仮面の男は大の字に体を突っ張らせる。
それと同時に隔てていた木の壁が薄く荒くなる。
男はこの不思議な大木をコントロール出来なくなりつつあるようだった。
それどころか大木を少年に掌握されつつあるようにも見える。
ふと上から甘い汁が垂れてきた。男汁と果汁が混ざって外に放出されたのだ。
先程飲み込まれた男らも連動して激しく責められているらしかった。
俺は興奮してきて、どうにかこの大木の中に入れないかと考える。
叩けば簡単に壊れそうな気もするがそれはしたくなかった。
この雄の大木を傷つけるのは気が引けたからだ。
もやついた気分のまま、大木に手をついて亀頭をすり付ける。
その思いが通じたのかそれとも少年が念じたのか樹皮が開き俺は中に入り込んでしまう。
「どうにか入れたな…」
新たな侵入者に緑の仮面の男は錯乱を起こしてしまった。
無理もない、自分の超能力が破られ見知らぬ男に追い詰められているのだから。
緑の仮面の男は外に逃げ出そうと壁を叩き出したが、開く気配はなかった。
もしかしたらこの少年は人間ではないかも知れない、それならこの超能力も納得がいく…とどこか他人事のように考えながら俺は暴れる男を押さえつける。
自分に筋力はあるらしく、そこそこ逞しい黒人を無力化させることは出来た。
武術らしき構えを覚えている事といい、俺の方は格闘家かなにかだったのだろう。
完全に押さえ込まれた緑の仮面の男は完全に心が折れ、大の字になり微動だにしなくなった。

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