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謎の部族
官能リレー小説 - 同性愛♂

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謎の部族 19

とにかく我慢が出来なかった。得体の知れない木に近寄っては危険だという思いも無くはないが…。

大木周辺にはまだ黒人の精子の残り香があった。いや…残りどころではない、顔をしかめそうになる程に濃い臭いがする。
不意に幹が波打った。先程黒人達を優しく咥えこむ様子を見たせいか、恐ろしい気はしない。
波打った樹皮は扉のように開くとくるまれていた緑の仮面の黒人を露にした。彼が居た中は部屋のようだった。
そして、少年を中に誘い込み再び閉じる。
これには流石に俺も慌てた。あの少年が死ぬとは思えないが、このまま二度と壁が開かないかも知れないからだ。
そう思っていると樹皮がガラスのように透き通った。俺はそこに体を密着させた。
中では緑の仮面の男と赤の仮面の少年が向かい合っている。
よく顔は見えないのだが男はニヤニヤと笑っているように感じられた。
まるで獲物を追い詰めるかのようににじり寄る。蜜を放出するモノから判断するに初々しい少年の初釜を狙っているのは明らかだった。
しかし、この少年は俺に様々なテクニックを教えられている。獲物はこの男の方だった。
俺は心の中で少年に「先程やったようにこの男を責めろ」と指示を送った。本当は呼びかけたいところなのだが、言葉が通じないのだから仕方がない。
この気持ちが通じたのか少年は小柄な黒豹のように男に飛びかかった。
まさか、少年が自らイチモツを求めてくるとは思っていなかったらしい。男は少年に立ち上がったモノを握られた。
そこからは壮絶としか言いようがない。
緑の仮面の男の巨根が少年の両手の中で踊り狂う。
男達を妖術で自慰させる事しか知らなかったであろう緑の仮面の男は、激しく腰をうねらせて快楽に酔いしれる。
少年の手は放出される男の蜜で光りつつあった。
その手は男の尻にまで伸びる。

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