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謎の部族
官能リレー小説 - 同性愛♂

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謎の部族 18

「ウオオオ…!」
筒の中で唸り声が響く。そこからつき出されている足は曲げたり伸ばしたりを繰り返す。
黒人を咥えた筒はうねうねとくねり始めた。まるでクラゲの足だ。
相変わらず緑の仮面の男の姿は見えないままだ。
大木のようになってしまっている中央部に居るのは予測出来るのだが。
俺は太い幹の周りでよじらさせる黒人の下半身に奇妙な美を感じる。

そんな彼等が強い快楽を感じているという事はしっかりと立ち上がったモノが証明している。
上半身を完全に飲まれ、もはや脱出不可能だというのに。
黒人を包む緑の筒は更に激しくうねり、引き締まった肉体を犯す。
黒光りするモノがまたも糸を引き始めた。どうやら放出が近い様に見える。
下半身に一切の刺激が加えられていないのに、である。
包み込まれた上半身はどのような刺激を受けているのだろうか、恐怖よりも興味の方が勝ってきていた。
「ウッうっウッ…」
黒人の唸り声がこだまし始める。亀頭が膨らんだ。
そして、黒人の腰の筋肉がぎゅっと締まる。精液を絞りだそうとしている合図だった。
一斉に精が噴き上がる…かと思われたが、その雄臭い光景を俺は見る事が出来なかった。
男を咥えていた筒の先端が球体に膨れ上がり、男達を飲み込んだ。
飴玉を包むかのように先がすぼまり、射精寸前の男を出られなくする。
性感を最大限にまで高められた男達に内壁を蹴破る意欲は残ってはいない。
まるで緑色の果実のように膨らんだ先端…。発光しているのか中の男達がはっきりと見える。
彼等は絶頂を迎え、内壁に雄汁をこびりつかせていた。
俺はもう我慢できなかった。少年を連れ、雄の大木の根本へと向かう。

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