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謎の部族
官能リレー小説 - 同性愛♂

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謎の部族 16

周りの黒人達が小さいわけではない。むしろ、全員がそこそこ立派なくらいだ。
それなのに飛び抜けて神秘的に見えるのはなにか別の要因もあるのかも知れない。
仮面が緑色なせいでなおさら神木めいて見える屹立を握りしめた男が雄叫びを上げる。
絶頂が近いらしい。腰が激しく前後にくねる。
周囲で雄のリズムに乗っている黒人も同様だった。例外なく、咆哮をあげ透明な液を打ち上げる。
だが、音は容赦なくそして淡々とリズムを刻み続ける。それにより、誰もが精の放出のタイミングを逃してしまう。
もはや黒人達は音に支配されているといっても良かった。
急ピッチで生産されて行く精が貯め込まれて濃縮されて行く…。
太鼓のリズムが変わった。次第に速いものとなっていき、儀式の参加者を段階的に絶頂に導いていく。
俺の手も黒人に合わせて速くする。しかし、先程まで散々少年と結合を繰り返していたおかげでまだ余裕はあった。
そうでない黒人の方は、相当な快感と漏洩感を感じているに違いない。
直立して規則的に扱いているが、乱れている…そんな矛盾した黒人達を俺はしっかりと目に焼き付ける。
黒光りする物凄い筋肉に理想的な巨根。それが数名並んでいる光景はまさにこうごうしい。

だがどことなく、人と異質な不気味な予感がしてくるのは気のせいだろうか。そんな思いもあって俺は黒人に近寄らなかった。
そもそも近寄って儀式を遮る事になっては厄介だ。相手の怒りに触れる可能性がある。
「コンタクトを取るにしても儀式の後、だな」
間近で見たい気持ちをグッとこらえ、少年と2人儀式の続きを遠巻きに見る。
少年は俺の考えがわかるのか、声を出したりするようなことはなかった。

ついに黒人が限界を迎える。肉棒を握りしめたままこちらが意味を理解出来ない言葉を大声で叫ぶ。
きっと「出る」だとか「出すぞ」とかいう意味だろう。期待が高まる。
規則的だった男独特の動きが一気に乱れていく。
下半身の筋肉がわずかに痙攣し、2つの玉が雄汁を放とうとややあがってきている。
黒人達が赤黒い艶を持つ亀頭を突き上げて、天を仰いだ。

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