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謎の部族
官能リレー小説 - 同性愛♂

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謎の部族 13

そんな事を考えながらも必死で腰を振っていたので、俺はまたも絶頂を迎えた。
精液が出る寸前に少年から抜き、思いきり黒い肉体めがけて発射する…。
いきなり濃厚な物を全身に浴びせられ、少年も性感が頂点に達したらしい。腰を高く突き上げて、白い物を重ねた。
俺はぐったりした少年をいったんその場に寝かせ、いくつか手頃な果物を取ってきた。
バナナに似た果実の皮を剥いているとその甘い匂いに反応したのか少年がゆっくり起き上がってくる。
よく考えてみれば、出会ってからずっと出すばかりでなにも食べてなかったな…。
そんな事を考えながら、少年の口元にバナナに似た物を運ぶ。
自分でやっておきながら、俺はつい卑猥な物を連想してしまう。

それにしてもなんで俺はこの果実がバナナに似ていると認識出来るのだろうか?
悩みだした時、太鼓の音が響き渡った。
森に誰かが居る…。
俺は少年の手をつかみ、音の方へと足を進める。
少年も音の発生源の事は知らないようだった。おろおろしながら周囲を見ている。
自分の仲間の手がかりがつかめて嬉しそう、というような雰囲気ではなかった。
少年をつれて森を進む。
音が少しずつ大きくなっていき、突如木々が途切れた。
広場のような所に出たらしい、一旦引き返し草の影に2人伏せる。音を鳴らす人物が敵だったら危険だからだ。
伏せたまま辺りを確認する。遠くに石の神殿のようなものがうっすら見え、その手前には小さなテントのような物がいくつかある。
しかし生活感は無く、村に見えなかった。
太鼓の音が大きくなり、腰に太鼓をぶら下げた男が奥から現れた。
顔には緑の仮面が付けられているので、どんな表情をしているかは分からない。
仮面の形状は少年が持つものとは大きく違うようだった。少年の物は赤鬼の様な雰囲気だが、あちらは豹の様に見えなくもない。

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