PiPi's World 投稿小説

剣道部へようこそ!
官能リレー小説 - 同性愛♂

の最初へ
 2
 4
の最後へ

剣道部へようこそ! 4


するとブレザーのポケットから、
健一が帰り際に自分と隆に手渡してくれたケースが落ちたので拾い上げると、
中には白い錠剤と青と白のカプセルがそれぞれ20錠ほど入っており、
栄養剤だと思って、それぞれ1錠ずつ飲んでみると、

「少し熱くなって・・・」

ほぼ包皮に覆われていた亀頭が露わになって、
大きさも先程より大きくなって、肩も少し張り出してきており、

「(す、凄い。)」
男子校も剣道も初めてだったが、脱がされて陰茎を見られてもからかわれなかった。大きい部類ではないし、仮性なのでコンプレックスを持っていた。
夕食を終えて入浴の時間になると、すね毛を剃っておくようにとの指示を思い出し、自分で剃った。

次の日も放課後は部活と自覚しつつも、授業にはついていけないけど特に当てられないから気楽だった。
でも、体育の授業が憂鬱だった。大輔は奇妙な体操服だからだ。短距離走向けと、どう見てもブルマみたいなのを義務付けられる。
部活でも体操服である。道着を用意しろとも着ていいとも言われてないし、そもそも剣道の経験者でもないので雑用係に徹する事にした。

「足スベスベだな。言いつけを守ってきたな、偉いぞ」
「先輩、わざわざ撫でなくても」
「雑巾がけのときは下半身を意識しろ」
「体操服なのに、下着着ない意味あるんですか?」
「まあ、心構えみたいなもんだ。サッカー部なんか、動きやすいって理由でパンティ履いてるんだぞ。履かないほうが潔いだろ」

入部して2ヶ月近くが経ったある日、その日は水泳の授業の初日で、
博之から渡された赤い褌に着替えようとすると、

「大輔君、結構逞しくなったね。」
「隆君こそ引き締まってきたじゃないか。」
「そ、そうかな。」

大輔も隆も健一から貰った薬を、
10日ごとにそれぞれ1錠ずつ飲んできた効果が出てきたようで、

「このところ眼鏡、外しているようだけど。」
「最近、眼鏡をしてない方がよく見えてきて。」

大輔と隆がまるで示し合わせたかのように下着を一斉に下すと、
互いの陰茎の変わりように少し戸惑いつつ、赤い褌を身に着けていくが、
以前なら太っていた隆でも少し余裕があったのに、
今では勃起すると褌からはみ出そうになってしまっており、

「(め、目立つよな。)」
「おい、山田!背筋を伸ばせ!列を乱すな」

早速、大輔はプールサイドで女性体育教師に叱責される。
短い髪によく焼けた褐色の肌にたくましい腕、ド派手な競泳用水着がしかもハイレグだった。

「男のくせにヒラヒラさせて、そんな生白い体じゃアカフンも台無しだな。スク水がお似合いだ」

メスゴリラと陰口を叩かれる彼女に赤褌など生意気だと理不尽な理由で怒鳴られた。

SNSでこの小説を紹介

同性愛♂の他のリレー小説

こちらから小説を探す