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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 79

神崎亮を家の前まで送ると、二人は別れの熱いキスを交わした…
公園で挿入された神崎の硬い肉塊は、今だ松下の中にあるような錯覚すら覚え、肉襞はヒクヒクと疼いた…

そうしながらも松下の瞼に、辻岡隼人の色淡い肉竿が思い浮かぶ…
残念なことをしたとは思う…
しかしそれ以上に、あのようなウブな素振りを見せた辻岡隼人が、果して自分を攻める側に回れるとは到底思え無かった…
受け側の松下にとって、アナル内を突いて貰えなければ、それはセックスとは言え無かったのだ…

半信半疑だったとはいえ、松下は逮捕に踏切った。
それは本来の職務を全うしたという一面、実のところは神崎亮の力強い肉塊で、早くアナルの襞を掻き混ぜて欲しいと思ってのことだったのだ・・

その目論みが現実となった今、松下は神崎亮をバックミラーに見ながら、次ぎの生徒たちが待機している現場へと向け、アクセルを強く踏み込んだ。





場所は学園へと変わる。
その日一台の車が学園に向けて走っていた。
その車は何故か裏門の方から学園に向かっていた。
そちらには表に車を止める場所はない。
するとその車は横の林道へとそれた。
車が一台ほどが通れる舗装されていない道だ。
しばらくすると車が止まった。
道が行き止まりになっているからだ。
しかし運転手はまったく困ってはいなかった。
窓を開け崖の一部に触れる。
するとカードを読み取るスキャナーが現れる。
会員証を読み込ませさらにパスワードを打ち込む。
すると崖に偽装したシャッターがゆっくりと開いていく。
運転手は再び車を動かし学園の地下駐車場に入っていった。
会員の中でもごく一部の者しか使用できないVIP専用駐車場。
しかし既に男の他に2台ほど車が止まっていた。
車を降り扉をくぐればもうそこは地下の調教場。
少年たちの喘ぎ声がそこかしこから漏れ聞こえてくる。
男は慣れた様子で通路を進み校長のいる部屋へとやって来た。
「ヤーコンさん、お久しぶりです。今年もこの季節が来ましたね」
「エエ、今年ハ高校生ダケ初物ネ。小学生ト中学生ハ経験済ミネ」
「珍しいですね、いつもは小中高3人とも初物買いのヤーコンさんが…」
「最近私ト競リデ競ウ相手ガイナクテツマラナイカラネ」
「今年は息抜きということですか」
「マーネ、タマニハイイコトネ」
井上大輔は地下に降りてきた。
この一学期に初体験を経験した後立て続けに買われもう10人にもなる。
小学生で巨根でデブで責め受けどちらもイケるので会員のストライクゾーンに入りやすいそうだ。
だから今回それを生かして友達と変態狩りしようと言っていたのにこれである。

ブツブツと文句を言いながら普段は行かない一角に足を踏み入れる。
そこは今まで会員と使用していた部屋とは一線を画していた。
文字通り桁が違う。
部屋に置かれているベッドもキングサイズで布団もシーツもシルクの光沢が眩しい。
恐る恐る触ってみると驚くほど柔らかい。
「気に入ったかい?」
びっくりして入口に目をやるとさらに驚いた。
190センチ近い長身の男が立っていたのだ。
50センチ近い身長差で近づかれただけでビビる。
しかしそんな反応は男にとって慣れたもののようで優しく話しかけてくる。
「驚かせてごめんなさい。私の名前はヤーコンと言います。今夜君のパートナーです」
「よ、よろしくお願いします」
そう言って握手を交わす。
ヤーコンは僕の肩を抱いてベッドへエスコートする。
短い距離だが今それは関係ない。
然りげ無い行動だが僕は素直に従いベッドに腰を下ろしヤーコンさんが渡してくれたドリンクを受け取っていた。
ヤーコンさんも部屋に備え付けられているワインラックから一本を選び乾杯した。
大輔は部屋にもドキドキしているがこの男のこの行動に困惑していた。
いつもならすぐさまベッドに押し倒して行為に及ぶのに男に焦った様子はないこれは長丁場になると覚悟した。

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