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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 68

「すごぉい〜、すごいですぅよ一輝きゅ〜ん!一輝キュンの汗、とってもおいしいよぉ〜〜w」
「なっ、わけあるかよ…」

嫌悪感にくすぐったさが加わり、一輝の感情は変になっていった。

「一輝きゅーん、僕たち恋人だね。いや、夫婦だねwだって今から赤ちゃん作るんだもんww
愛してるよ〜〜♪」

その言った直後、原口はその唇を一輝の唇と重ねたのだ。
油断していた一輝はその状況を理解するまで数秒かかった。
目を見開き、必死にもがき始める。

「…ぷはぁ、どしたの一輝きゅ」
「っ離せ!離れろ!やめろよ!!!!」
「なぁに照れてるんですか〜♪そっか、もっと激しいディープキスしたいんだねぇ」
「ちがっ」

ぶっちゅうと吸い付く原口。
舌を無理矢理、一輝の口内へと押し込んでいった。
強烈な口臭は一輝に伝わり、一輝の幼い身体に鳥肌が立つほどだった。

ざらついた舌に歯の裏を執拗に舐め捲られながら、唇に当る酸味の強い原口の歯垢を感じると、吐き気をもよおさずにはいられなかった。
おえっ!とした塊が喉から上がってくるのを感じ、流石に一輝も"しまった"と思った。

それでも原口は一輝の唇から離れることはなかった。
それどころか両手で小さい頭を固定するかのように握りしめ、ゴクゴクと喉を鳴らした。

「ぷぅわぁ〜ごちそうさまぁ〜一輝きゅん♪玉子食べたでしょぉぉ〜」

一輝の全身に、確実に鳥肌が立った。

「あれれ〜?一輝キュン鳥肌立ってるけどもしかして寒いのかな?それなら僕の体で温めてあげるよぉ〜」
そう言って上着を脱ぎ体を覆う。

「はい、原口さんストップ」
撮影していたカメラマンが原口を止めたのだ。
「なんで止めるんだよ」
いい雰囲気を壊されて不機嫌を隠そうともせずに掴みかかる。
「すみませんね、でもそうするとせっかくの一輝君の顔が映らないんで頭一つ分ずらして顔が並ぶように…」
「OKです」
「はい、原田さん今言ったことを守ってくださいね。こっちもいい絵が撮りたいですしある程度したら下もお願いしますよ。これを見る人はそっちがメインですから」
原口はもう怒っていなかった。
彼らは自分と一輝君のエッチを最高の作品に仕上げたいだけだというのを理解したのだ。
彼らの演技指導を受け一輝君の顔が映るようにエッチする。
口に舌を入れ乳首を舐め回しおへそまで綺麗にいただく。
撮影から30分いよいよ一樹くんのスカート部分の撮影開始。
いくら優しい振りをされても、一輝の恐怖心は収まらなかった。
一輝はじりじりと床を後ずさっている。全身の震えが止まらない。
こいつはヤバイ。
逃げ出したい。
怯えた一輝の表情は原口を更にヒートアップさせていた。

「ああ!!ああああ〜〜〜〜!!!!たまんないよぉ〜〜〜♪
その顔だ!その顔なんだよ〜!僕の一輝キュン!!
可愛いねカッコいいね♪僕もうたまんないですぅ〜〜」

原口が一輝の上半身に跨り、おもむろにズボンを脱ぎだした。
その姿勢から次に何が行われるのか一輝にも分かっていた。
目の前に曝け出されたグロテスクな物。


一輝の頭にふと橋田の物が思い出された。目の前の物はアレとは違っている。
ボヨンとした腹の下、もさもさの黒い草の中、にょっきりと生えている物。
ドクンドクンと波打っているが、橋田の物と比べると小柄で皮が半分くらい覆っている。
そのくせ亀頭は異様に大きく、竿には血管がぼこぼことしていた。
橋田の物とは全然違う…こんな状況でも一輝はそんなことを考えてしまっていた。

「さ、一輝キュン…舐めて…」

近づいてくるソレから一輝は必死に顔を逸らした。
一輝は目を瞑り息もできるだけしないようにしている。
それもそのはず、原口の股間の臭いは凄まじかったのだ。
汗なのか尿なのかツーンとした強烈な臭いが、服を脱ぎ捨てたときから立ち込めていた。
それは離れている撮影班や橋田にも届くほどだった。
目の前の一輝には強烈に襲い掛かっている。
そして原口が少し皮を剥けば、そこには白いカスがねっとりと纏わりついていた。

こんなもの、死んだっていやだ…。


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