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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 60

ガチャ
部屋の扉が開き三人の少年が入ってきた。
「あ、新入り目覚ましてる」
「あ、本当だ。ラッキー♪食欲ある?おにぎりあるけど」
「おいおい、お前ら戸惑ってるじゃないか。それにまずは自己紹介だ」
「じゃ、俺一番!澤村徹志ね。よろしく
「じゃ、じゃぁ、次は僕。田中幸樹です」
「最後は俺な、宮本楓。女みたいな名前だけどちゃんと股間についてるからちんこ。なんなら見る?」
「見、見るか!」
「はぁ、やっと笑った」
楓と名乗った少年は嬉しそう微笑むと、短パンの前立てを捲くり上げ、一輝に向けてポロンと竿を飛び出させた。

「だ、だからーそんなモン見たくは無いってぇ!」
一輝は苦笑混じりに訴えるが、自分を笑わせようとオチャラケル、そんな楓の明るさが嬉しかった。

「楓はまだガキだから許してやってくれな。」
そう言いながら、コップの水を差し出してくれたのは、澤村徹志だった。

「あ、ありがとう。澤村さんは大人っぽいですよね。」
体形といい、落ち着きといい、大人びた徹志に対して敬語になった。

「そう?でもちんこはまだ子供っぽいぜ」
そう言うなり徹志は、スウェットに手を掛け、それをペロンと捲った。

「だからなんで見せる!」
「あはは、三上はうぶだな」
「男の裸なんかここじゃ珍しくないっての」
「み、三上君は来たばかりでまだ慣れてないんだよ二人とも」
「あ〜、なるほど」

「この学園はいったい何なんだ?」
「表向きは普通の男子校。けど実際は」
「性奴隷育成の監獄」
さらりと事実を述べる三人。
「逃げようなんて思うなよ」
「逃げたところで猟犬の柳田に捕まるだけ」
「柳田?」
「何?自分運んでもらった相手知らないの?」
「橋田っていう男に拉致されてそのまま犯されて…」
「番犬の方かよ!?」
「あの、さっきから猟犬とか番犬とか何?」
「先公の二つ名」
「二人とも校長先生の駒で犬」
「役割が違うからそう呼ばれてる」
「確か橋田は校長と学園の警備を柳田は外部からの斡旋と脱走者の捕獲が仕事なはず」  

「橋田っていうのか・・」
「ああ、橋田弘也。あの番犬野郎はおっさんに見えるけど、結構まだ若いらしいんだ。」
田中幸樹は、余程、橋田を嫌っているのだろう・・吐き捨てるようにそれを言った。

「若いのか、どうりで・・・」
一輝の脳裏に、聳え勃った橋田の肉竿が思い浮かんだ。
それは一輝にとっては凶器と同じはずなのに、それを思うと、自然と頬が赤らんできた。

「ん?三上どうした?」
徹志が、露出したちんこの皮を剥きながら、一輝の顏を覗き込んで来た。

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