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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 59

その悩ましげな体勢は、まるで発情期の雌の獣が雄を誘っているかのようだった。
小ぶりな尻をさらけ出し、谷間に見え隠れする菊門。
先程まで熱を持っていた象徴は、中途半端な硬さでプルンとぶら下がっている。

こいつ、分かっててやってるんじゃないのか?
犯されたくて堪らないんじゃないのか?

13歳の少年のそんな格好に、橋田の理性が耐えられるはずもなかった。
性欲に我慢など出来ようはずもない。
桃色に火照った顔をプール水面につけている一輝。その身体に後ろから圧し掛かった。

「ちょっ!!やめ…」

一輝の言葉はすぐさま悲鳴へと変わった。
橋田の巨大なペ〇スが一輝を一気に貫いたのだ。
突然だった。
プール上がりで柔らかくなっているとはいえ、今までに排泄以外に使用したことのないその穴はすんなりと異物を受け入れられるはずもない。
巨体で覆いかぶさり、慣らすこともせずにそこへ欲望を捻じ込む橋田。
一輝は声にならないほどの悲鳴を出し続ける。

「一輝・・・・あああぁぁぁぁ・・・最高・・・たまんねぇぇぇぇぇ」

小さく細い腰を鷲掴みにし、己を打ち付けながら橋田は喘ぐ。
この少年を自分だけの物にしたい。したい。したい。


1人の少年に対して、こんなことを思ったのは始めてだった。

かといって橋田が性に飢えていた訳ではなかった。
校長に許しさえもらえば、タイプの少年を抱かせて貰えていたし、地下に行きさえすれば、自由に抱くことのできる少年が何時も吊るされていた。
昨晩とて、東京でのオリンピックを狙えると言われている水泳部の少年を抱いたばかりなのだ。

身体だけで言えば、一輝よりもその少年の方がタイプだった。
顏だって7年後は女性たちから黄色い声が上がることは間違いなかった。

それでも橋田は、その少年を自分の物にしたいなどとは思わなったのだ。

一輝が始めてだった・・
橋田にとって自分だけの物にしたいという独占欲に駆られたのは、一輝が始めてだった。

「一輝ぃ、もう一度聞くぞ?俺の物になれ!」
橋田はもう己の欲を抑える事は出来なかった。
「あ、ああ、あ」
しかし一輝は橋田にアナルを掘られ喘ぐことしかできず返事などできる訳が無かった。
しかし橋田は返事をしない一輝にいらついた。
「そうか、そんなに嫌か。なら、とことん付き合ってもらうぞ一輝ぃ。どんなに泣いて謝ってももう遅いからな。ああ、でも俺の物になるなら止めてやるぞぉ?」
橋田の暴走でいよいよ一輝は返事を返すことなどできなくなった。
勃起したペニスは突かれる度に腹を打ち先走りが糸を引きながら前後に飛び散る。
そして中に橋田の精液が流し込まれ自身もそれに合わせて射精をする。

プールに連れて来られ犯されること1時間。
日もようやく傾き、プールサイドに一輝は横たわっていた。
気絶しアナルからはどろりとした大量の橋田の精液が外へ外へと流れてくる。
「はぁはぁはぁ」
橋田も息を切らしている。
「起きろ一輝ぃ、まだ俺の物になるってお前の口から聞いてないぞぉ」
なおも行為を続けようとする橋田。
ギィィ
そこにやって来たのは柳田だった。
「そこまでにしろ橋田」
「柳田!」
煙草を咥えゆっくりと橋田に近付いていく。
「十分楽しんだだろ?ほら、水だ。こんな炎天下でよくやるよ」
「まだだ、まだ…ぐぅ」
「言ったよな?俺も校長も“壊すな”ってこれ以上するというならお前の方が地下行きになるぞ」
「くそ、くそぉぉぉ」

橋田の手からようやく解放され一輝は柳田によって寮へと運ばれた。


朦朧とした意識の中で、一輝は宛てがわれたベッドに身を預けた。
股間がズキズキと痛み、今でも異物が浸入しているように落ちたつかず、手でそこを押えた。

自然と涙が出てきた。
それは痛みからきた訳ではなかった。
訳も分からず男にいいように犯された自分の弱さが情けない思いはあった。
しかしそれ以上に、そんな男に犯されながらも、今まで味わったことの無い快感を覚え、1度いったにも関わらず、大量な精液を水面に放ってしまった、そんな自分が許せない気持ちでいっぱいだった。

「助けてよ・・・誰か・・」
すすり泣きながら呟くそれは、あの男から助けて欲しい訳ではなかった。
あの男を考えただけで、のそっと頭をもたげそうになる自分の身体から助けて欲しかったのだ。

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