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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 56

橋田の車が学園の敷地に到着し出迎えたのは柳沢だった。
「早かったなもう済んだのか?」
「そんなわけないだろ」
「だろうな」
「日曜の市民プールだ人気が無いと確認してもすぐに人が来る」
「で、学校に場所替えか」
「それと、なんで黙ってた?」
「彼女の事を言ってるのか?」
「それ以外に何がある?」
「この学園に来た以上問題ないだろ?別にこの子だけじゃないぜ?彼女がいたの」
「それは、そうだが…」
「彼はどっちを選ぶかな?彼女を巻き込まないために自分から捨てるか、何度となく男に抱かれながら決してそれを伝える事無く関係を続けるか」
「前者だ」
「それはお前に希望だろ?」
「…もう行くぞ」
「はいはい、荷物は寮の部屋に運んどくよ。くれぐれも壊すなよ?」

荷物を運んでいく同僚を見送り、橋田は少しの間立ち尽くしていた。

「…女の事なんて考えられないようにしてやるさ…」

ボソリと呟くと、まだ気を失ったままの少年を更に学園の奥へと運んで行った。
まだ濡れたまま毛布に包まれている水着姿の一輝。

「…よし、そうしよう」

何かを決心し橋田は事務室へ。

「プールの水は溜まっていますよ?3時まで高等部の水泳部が使用していましたから。」
「じゃあ今度は俺が1時間くらい使うから生徒が立ち入り出来ないようにしてくれ。」
「了解しました。水泳部は全員出て行ってますかねぇ」
「出て行かせるんだ。」

橋田は用務員に指示し、学園のプールへ一輝を運んだ。

「…このカッコで拉致ったんだ。ヤるならやっぱりココだよな」

プール入口に施錠すると、待ちきれないといった様子で一輝をプールへ投げ入れた。


「!!!!!!!!」

突然の衝撃と水の冷たさで目を覚ます一輝。そこが水中だと分からずもがき始めた。

どばぁん、と隣に何かが落ちる音がし、一輝の身体はふわりと抱え上げられる。
ついさっき、プールの更衣室で襲ってきたあの大男だった。


暴れる一輝が起こす水面が激しくぶつかり合い、辺りに響き渡る。
そんなことはお構いなしの橋田は、ザブンと大きな水音を立て、次には一輝の身体をプールサイドの床の上に投げ出した。

背中を打ち付けて転がる一輝。
呼吸が一瞬だけ止まり、続けて「ごほっ・・ごほっ・・」と飲んだ水を繰り返し吐き出した。

橋田は一輝の傍まで悠然と近寄ると、顎を前に出すように一輝を見下げてくる。
まるで主人と奴隷の関係を強要させるかの様な瞳の冷酷さがある。
そして、ニヤリと表情に笑みを大袈裟に作って見せると、右足で一輝の身体を翻し、仰向けの状態を強いた。

一輝の見上げる視線の先には、橋田のもっこりと膨らんだ股間が、水を含んだ衣服の下で殊更に誇張されていた。
「・・・・」
一輝は絶句する。そして、眉を傾けた。
布越しとはいえ、男のそんなもんを見せられては、この上ない気持ち悪さを覚えずにはいられなかったのだ。

一方の橋田は、一輝が穿いている競泳用を見て、薄く目を細めた。

先程の市営プールでは慌ただしく邪魔も入ったので良く観察できなかった。
だが、今この場所では邪魔は入らない。
一目で気に入ったあの少年は、今、自分の手中にあるのだ。

恐怖と嫌悪が混じったその表情が橋田を興奮させていく。
濡れてバラバラとランダムに散らばっている髪。
長い睫と薄い唇。
整った顔から全身は褐色に染まっている。
適度に筋肉が付いている細い身体。
小さな乳首と平らな胸、幼さの残る腹部。
黒い生地に赤いラインが洒落ている水着。
その中心にはプクッと男性のシンボルの形が浮き出ていた。

「ようこそ。三上一輝くん。ここが夢包学園だ。」
「えっ・・・」


一輝は驚いた。プールで気を失い、連れてこられたこの場所が転校先の学校だなんて。

「俺は校長のガードをしている橋田という。これから長い付き合いになると思うから覚えておいてくれよな。」

一輝は何も言えずフルフルと唇を震わせていた。

「しかし気持ち悪いな。脱いでいいか?」

橋田はそう言うと、水で張り付いた服を脱いでいった。
次第に露わになる肉体。
がっしりとした腕から、胸筋、腹筋はまるで絵に描いたように浮き上がっていた。
一輝の目の前でパンツ一枚になる橋田。
エロティックなその下着は透け、巨大なイチモツがはっきりと見えていた。

「やっぱ裸はいいな、気持ちいい。お前もそう思うだろ?」
「や…」
「お前が今からこの学園でどんな生活を送るのか教えてやる。」

橋田は、仰向けの少年の上に跨り、その身体を見せつけるように見下した。

「一輝、お前はまず今から俺に犯される。ガキチン〇を嬲られ、ケツの穴に俺のぶっとい物を咥えこむんだ。俺の愛をたっぷり種付けしてやるからな?」


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