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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 48

終盤はこの地下で勉強と調教を行うのだ。
「何事にも基礎からだ。明日はローターで陰部責めかな。それと朝から精力剤がいるな」

コンコン
「鬼頭先生いるかい?」
「佐伯先生ですか」
「例の機械のプログラム修正が終わりました」
「ありがとうございます」
「あんたがハード、俺がソフトを作る。実験体は選び放題だ」
「で、そこにいるのが退学寸前の子?まだどうなるかわからないのにもう10件身請けの商談が来てるらしいぞ」
「そりゃまた随分気の早い…金を持ってるお偉いさんは違うねえ」
「簡単に人ひとり買うとはね。私もそんな暮らしがしたいよ。」
「まだ一か月も先の話だ。あまり安請け合いしないように校長に言っておくか…。
こいつはまぁ、更生の余地が無いこともないからな。」
「うーん…良く見ると可愛い寝顔だ…。身体つきもいい…。」

ベッドに横を向いて寝ている少年を、佐伯と呼ばれた教師が覗き込む。
服を着ているとはいえ、その少年特有の身体つきに少々興奮を覚えたようだ。

「この子は今日からと聞いたが、もう後ろまでヤったのか?」
「いや、まだだ。まだ前だけだな。なに、じっくり時間をかけて開発するさ。」
「ふふふふ、楽しみだな。私の機械も念入りに手入れをしておくよ。いつでも使えるように…ふふふ」
「お願いしますよ。」
「ではまた」

佐伯は名残惜しそうに部屋を出て行った。
佐伯と鬼頭が作り上げている機械はまさに悪魔のような代物だ。
普通の人間に使えばただでは済まない。調教にぴったりなのである。
また、彼らは機械作りの傍ら、数々の薬品の調合もしていた。
一か月前の宴の少年たちに使われた薬品もこの二人が調合したものだった。


機械や薬で少年たちを開発することに悦びを感じる…マッドサイエンティストである。


翌日、まだ日が昇るかどうかの時間帯に鬼頭は目が冷めた。
ここは…?一瞬記憶があいまいになる。
…そうだ。地下だ。地下に用意された部屋。
拷問室のようにごつごつしていない普通の部屋。柔らかなソファーでいつの間にか眠ってしまっていたらしい。
起き上がり身体を伸ばす。
隣のベッドには寝息を立てている少年の姿があった。
…良かった。居た。
拘束もせずに寝かせたままだったので、もしかしたら逃走されていたかもしれなかった。危うい所だった。
冬樹は昨日の夜からずっと眠ったままらしい。

鬼頭は薬品の棚に行き、精力剤を取る。注射するタイプの物だ。
まだ眠りから覚めない少年の腕に、それをゆっくりと刺し、悪魔の液体を流し込んでいった。
これでこいつは今日一日、精を絶えることなく出すことが出来る。
ニヤニヤと口元を歪め、鬼頭は今日の事を考えていたのだった。


「起きろ、冬樹。おい!」

大きな声で髪を乱暴に掴まれ、冬樹は目を覚ました。
冬樹も状況を理解するのに時間がかかったらしい。

「ここは?」

見慣れない場所。部屋には鬼頭だけ。

「地下だ。一か月更生のためお前はここで暮らす。昨日言っただろうが」
「あ…」

昨日のことを思い出した冬樹は顔を赤くし、そして鬼頭を睨み返した。

「昨日はよくも変なことしてくれたな、ヘンタイ教師!!!!」
「ああん??お前だってヨガってただろうが!!」
「それはあんたが変な事したからだろうが!」

昨日快楽の中で従順になったと思いきや、また強気で反抗的な態度を示す冬樹。
…面白い、ガキはこうでなくては。必死に抵抗し続ける強気なガキを最終的に組み伏せる。
それこそが快感。
鬼頭の目は笑っていた。

「何がおかしいんだよ!」
「いや、さあ、まずは朝の授業だ。早速机に座れ!」
「くっそぉ…っだりぃ…」

ぶつくさ文句を言いながら椅子へ向かう冬樹。

「ああそうだ。これを装着してからの授業だ。」

鬼頭が出したのは桃色の、卵のような形のローターだった。

「何だよそれ!?」
「知らないのか?」
「しらねーよ、んなもん」

(さすがにまだ小学だと知らないか…ましてやこんな学園じゃ情報も少ないだろうからな。)
「今日は特別に俺が装着させてやる。明日からは自分でやれよ?」

そう言うと鬼頭は冬樹の下半身を乱暴に掴む。

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