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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 41

「ふっ…昇も遠野と一緒って訳か…」
大西は薄ら笑いを浮かべながら、蝋燭に炎を灯す。

今や遠野は、四つん這いの姿勢で肩だけを床に着け、後ろに回した自身の両手で、尻の双丘を左右に開いていた。
その恥毛の茂みの中心の蕾みに、抜き差しを繰返しているのが修のペニ○だ。

それはぐっと腰を突き出すと埋没され、その姿が見えなくなるが、
亀頭だけを中に残し腰を引くと、うっ血した赤い竿が現れる。
その竿は、表面に凹凸の脈道を浮き立たせ、ソコだけ見るとソレが修のモノとは思えない程に厭らしかった。

「修、なかなか頑張ってるけどな・・そんなもんじゃ、好きもんの遠野先生はイかせられないぜ・・」
大西は修の髪を悪戯小僧を諌めるように、クシャクシャとかき混ぜると、
修と遠野の結合部の上で、蝋燭を傾けた。


「ぁちっ…!」
修の身体はビクッと跳ね上がった。
蝋から伝わる熱は、ほんの一瞬ではあるが、全神経が垂らされたソコに集中した。
「ぁち!…あちっ!…」
何滴もの蝋に、身体をくねらせる修ではあるが、それはどこかむず痒く、気持ちよくさえもあったのだ…

修は奥歯を噛み締める…
遠野に言われた通りに、自分の中に潜んでいたマゾヒスティクな欲望が頭をもたげる…
(イヤダ…)
修はそんな欲望は認めたくはなかった。
それでも、どこかでそんな自分を認識し初めてはいた。
それは蜘蛛に亀頭を噛まれ時ですら、二本のペニ○で犯された時ですら、痛ければ痛い程、恥ずかしと恥ずかしい程、射精欲は強まり、この上無い快感を抑えられずに身悶えする程だった…

「テメ…覚えとけよ…」
修は大西に向かい、相変わらずの悪態を付きながらも、さらなる熱い蝋の刺激を受けたいがのごとく、遠野のアナ○から半分以上に竿を抜き出した。

大輔と昇も修と遠野と同じように、大西から後背位を強要される。
膝を着く昇の頬に、遠野の熱い息が掛かり、自然と2人の視線は絡み合った…

生徒と教師…
   少年と青年…

しかし後ろからア○ルを犯されながらも、火照った顔に恍惚の表情を浮かべる2人の姿は、
今や、身分や年齢を超越し、まるで動物の雌のようだった。

「遠野…先…生…」
昇は遠野の頬を鼻先でなぞり…行き着いた唇をそっと合わせた…
そして滑った舌で表面を舐めると…一気に口内に尖らせた舌を付き刺した…

後背位で大輔が昇を犯し、修が遠野を犯している。
そして四つん這いの姿勢で顎を上げ、昇と遠野はディープなキスを繰り広げていた。

宮本はそんな5人の姿を、滑るように鉛筆を走らせ、スケッチブックに書き留めていた。
今や4人とも大西による蝋攻めにより、全身に赤い花を咲かせている。
「美しい・・」
宮本は股ぐらにシャブりつく一也の髪を撫でながら、目を細めた。

どれだけ時間が経ただろうか。
スケッチブックの手を置き大きく息を吐く。
部屋にいる全員、精子を出し尽くし床に倒れている。
宮本は皆の姿を見渡す。
紅色の蝋はそれぞれの身体に固まり、その上に誰のモノとも分からない、白色の精液が溜りをつくっていた。
そこから漂う、普段ならば顔を背けそうな、酸味のきつい汗と精液の臭いすら、今の宮本には気にならないどころか、愛おしく感じられた。

宮本の股間に蹲り、寝息を立てる一也を退けゆっくりと立上がる。
皆の男性器は、あれ程の勢いがあったモノと同一のモノとは思えないぐらいに、力なくしなだれていた。
それは若い頃にザンビアで食した芋虫に似ていて、宮本はフッと笑う。
それに感化されたのか、宮本の腹の虫が"グッー"と鳴った。

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