無法学園 37
2人のモノをくわえ込んだ五十嵐修のアナ○を見て、栗原昇は後ずさった。
たとえ樋口泰夫の巨根や、遠野の硬いペニスを受け入れたからといって、2本同時にソレを入れるのは、自分には到底無理に思えた。
(逃げなきゃ・・)
昇がそう思った瞬間、後方より腕を掴まれた。
「怖がることはない・・私は始めてです。」
低い声の男・・確か宮本・さ・ま・・
昇は引き寄せられるままにその身体を宮本に預け、しっかりと抱き締められる。
股間に棍棒のような勃起が押し付けられるのと同時に、トクトクと高鳴る心臓の音が伝わってくる・・
(この人、緊張しているんだ・・)
その心臓音は昇を落ち着かせ、自然と涙が溢れ出てきた。
「大丈夫・・大丈夫・・怖くない・・」
髪を解くように頭を撫でられるその指は、とても気持ちよかった。
宮本様は、昇がこの学園で出会った誰よりも優しかった。
昇はシャクリ上げながらも、震える手の平をそっと宮本の勃起に宛てがった。
『おやおや、この世界に興味は無いんじゃなかったのかよ。
全く芸術家って奴はよ……ま、暫くは2人の世界に浸らせてやるか。』
大西は片頬を上げて、苦み走った笑顔を浮かべる。
目の前では五十嵐修を犯す遠野の引き締まった尻が揺れていた。
『2本一遍にぶっ込むなんて、無茶なことしやがるぜ・・』
確かにこれでは、五十嵐修のアナ○は何日かは使い物にはならなくなるであろう。
それでも五十嵐修の苦声に、甘いものが混じり始めているのは大西は気づいていた。
「俺らも参戦しますか・・一也君よ。」
大西は一也を抱え上げ、遠野の後方に座を下ろす。
「はぁ♪〜い♪〜」
一也は後方より大西のペニ○を沈めたままの姿勢で、遠野の尻の双丘を左右に開き、その蕾みに舌を尖らせた。
栗原昇の唇は思った以上に、柔らかだった。
宮本誠一郎にとって、同性と唇を重ねるのも始めてだったし、興奮した男性器自体を他人のモノと合わせるのも、生まれて始めてのことだった。
手慣れない昇の手付きでズボンから出された昂りは、昇のソレと合わされ、今、昇の手に握られているのだ。
宮本の中で、躊躇が無い訳ではない。
それでも、遠野に言われた言葉が心を軽くしたのは確かだった。
考えてみると江戸時代前半以前の日本では、「男色」や「衆道」という男同士での性交渉が当たり前だった。
女性はけがれた存在・・故に女と寝ることをタブーとした寺院で僧侶が稚児と関係したところから始まり、
戦国武士達の間では、女と寝ることよりも寧ろ、「衆道」一筋のほうが男としてエライとまで言われていたのだ。
それに江戸時代になると、「若衆文化」が台頭し、男色は一般人たちの間でも大流行した筈だった。
その殆どの男は子供を作るような、今で言うノン気の男たちで、同性と寝ることに宮本のように戸惑いも躊躇もしなかったのだ。
そう考えると、自分の信じてきたモラルなど、儚いものだと思えた。
遠野の言う通り、性別へのこだわりなど必要ないのか?とさえ思えてきた。
宮本は2本合わせて扱き上げる昇に身を任せ、自分の欲望に素直に従おうと思っていた。
箍を外した宮本の行動は早かった。
昇の後方に回り込むと尻を広げ、その穴を解す事無く、勢なりに自身を突き勃てた。
それでも、遠野のペニ○で十分に広がっていた昇の穴は、すんなりとその昂りを受け入れる…
「ぁ…」
漏れる微かな声は、甘く憂いを帯びていた…
それは更なる快感を求めるかのようで、宮本は腰を前方ヘと突き出した。
井上大輔の意識は朦朧としていた。
訳も分からずに五十嵐修にア○ルを犯され、次にはその修の中に自身のペニ○を突っ込んでいるのだ。
中では遠野のペニ○がぴったりと密着し、遠野が動く度に、大輔の裏筋がヌルヌルと摩られた…
しかも、中の修の襞は、遠野の動きに合わせるかのように、きつく締め付けてくるのだ…
「あぁ…気持ち…いい…」
大輔は薄く目を開き、目の前の昇を見る。
昇もまた、宮本と言う中年の男にケツを犯されている…
大輔は堪らずに、手を伸ばし、昇のペニ○にムシャブリついた…