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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 26

「さ、樋口様もこちらへどうぞ」

康夫も慌てて立ち上がると、遠野に着いていく。
遠野は並べられた大きな本棚に向かい、何かを始めた。
映画やドラマの世界のように、本棚から隠し通路が現れる。
その通路の先にはエレベーターがあった。
遠野と一也、そして康夫が乗り込むと、校医は手を振る。

「私はまた別の仕事があるので。楽しんできてください。」

バイバーイ、と無邪気に手を振る一也。
3人はふわっとエレベーターに動かされ、地下へと潜っていった。



・・・・・・・・・・・・



地下は康夫の予想よりもはるかに広かった。遠野の話だと地上の敷地と同じくらいはあるらしい。
赤いレンガで作られた部屋や通路。
所々の狭い部屋には鉄格子のようなものがはめられ、まるで監獄のようだった。
「でも中身は綺麗な部屋なんですよ」と遠野が付け足す。

あらゆる方向から少年たちの喘ぎが聞こえ始めた。
変声期前後のその声は康夫の股間をジンジン刺激してくる。

しばらく進むと右側に一つ大きな部屋があり、その中では高校生らしき少年が複数の男たちに輪姦されていた。
涙を流しながら必死に頭を振る少年。群がる男。
その奥ではさらに別の少年が壁に張り付けられていた。全裸の身体に何かで叩かれる乾いた音が響いている。
悲鳴と喘ぎが部屋に、地下に木霊した。

「樋口様は栗原昇の続きをご所望ですか?」
「あ?ああ、できれば・・・」
「分かりました。ちょうど俺も同じ部屋に行きますので行きましょう。」
「この子も…ですか?」
「ええ。一緒に連れて行きます。」

そして先を急ぐ遠野。気のせいか少し急ぎ足だ。
まるで、1秒でも早くたどり着きたい、というように。


3人が着いた部屋は先程の高校生の部屋と同じくらいの広さがあった。
ダンススタジオ並みの広さで、ベッドはもちろんさまざまな道具…拷問道具のように見えるものまで置いてある。
部屋の隅に少年がいた。レンガの壁にもたれかかり、うずくまっている。
その身体は汚れたサッカーのユニフォームを纏っていた。
「五十嵐…待たせたな。」

びくっと少年が反応し、遠野を見つめた。いや、睨んでいるように見える。

「そのユニも似合ってるじゃないか。やっぱお前にはサッカーが一番…」
「だまれっ!!!」

五十嵐が大声で遮った。

「っざけんなよ…ざけんなよくっそぉ…先生…信じてたのに…。こっから出せよ!!!!」

じゃらりと鎖の音がする。良く見ると五十嵐の首には首輪が付けられてた。まるで犬のように。
そんな五十嵐を見ると、遠野は何も言わず康夫に向き直る。

「この部屋に栗原昇も連れてこられる予定です。あと、他の生徒がもう一人。
まぁ、栗原が来るまで、あの子かこの子かで時間をお潰しください。」
「ええっ?!」

康夫は突然の選択に混乱した。
正直自分は向こうの五十嵐という少年も、この青野という少年も、年齢的にあまり萌えが来ない。
しかしせっかくの機会だから味わうのも悪くないな…康夫は商品をしっかり見定めた。

「おじさん僕たちとエッチするの?なら、ちょっと待ってね」
そう言って一也君はおもむろに服を脱ぎ出し全裸になる。
そしてそのかわいいお尻にはすでに極太のバイブが深々と刺さり振動を続けている。
「今日も朝から刺したまんまなんだ。ビクビクッてなっても僕まだ精通してないからパンツ汚れないの」
最後の言葉はすごく残念そうに呟き、康夫にお尻を向ける。
「おじさん、僕のお尻どうぞ」
そう言われてしまえば相手をしないわけにはいかない。
ズボンを下ろし一物を取り出すがここまでの移動ですっかり萎えてしまっていた。
「あ!ごめんなさい、おじさんの準備するの忘れてた。僕、悪い子だ」
「そうだな、お客さんの事無視して自分だけ気持ちよくなろうとする子は悪い子だ」
遠野先生が一也君のお尻を引っ叩く。
「あぁ〜ん」悲鳴ではなく嬌声を発する一也君。
そんな姿を見て少しだけ硬くなってくる。
口元に近付けると一也君はためらうことなく口に入れてフェラを始める。

口中でコロコロと亀頭を転がすと、一也君は一旦それを抜きとり、
半勃ちの竿を根元からペロペロと赤い舌で嘗め上げ始めた。
その舌が先端に達すると、それを尖らし、チョロチョロと尿道口を刺激してくる。

"うっ・・"
光りの輪を作る艶のある一也君の髪の毛に指を通しながら、康夫は眉間に皺を寄せた。

思いもよらず、この小さな少年は上手かったのだ。
端から見ると、アイスキャンディーでも頬ばる、あどけない子供の仕種に見えるかもしれない・・
しかしそれは、康夫の感じる箇所を適格に攻め上げてくるのだ。
経験の少ない康夫にとって、これ程に気持ちのいいフェ○を受けたのは始めてだった。

パシッ!
遠野が一也君の尻を叩く音が冷めた空気に響く。

ん?
康夫は遠野という青年を見て、首を傾げた。

遠野は一也君など見てはいなかった。
彼が見ているのは、鎖で繋がれた五十嵐という少年だった。

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