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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 3


・・・・・・・・・

家に着くころにはすっかり日も落ちていた。
島田は食事も風呂も忘れ、早速ノートパソコンを起動する。
厳重なパスワードを教えられたように掻い潜り、トップページへとたどり着いた。

それはまさに普通の、どこにでもあるような、学校のホームページだった。
【生徒名簿】をクリックする。【小等部】【中等部】【高等部】…とりあえず中等部をクリックする。
学年別に分かれていたので【1年生】を開くとズラリと男子の顔写真が表示された。
爽やかな笑顔の生徒たちが並び、島田にとってはどの子もたまらなく好みだ。
適当に一人クリックすると全身画像が表示され(もちろん制服に身を包んでいる)細かいプロフィールが表示された。
身長、体重、誕生日…好きな食べ物やあだ名まで。

「テニス部所属で頑張っています」


島田はボソリと書かれている内容を呟いた。
プロフィールの一番下に、【裏】という項目があった。
唾を飲み込み、クリックしてみる。
背景が暗くなり同じ子の全身画像が表示されたが、今度は下着一枚の姿だった。健康診断の時の画像と思われる。
そしてプロフィールも【表】とは違う内容になっていた。

〇月〇日現在、精通…無し、陰毛…生え始めました、包茎、ア〇ル未開発…と細かく性に関する情報が書かれていた。
料金表も付いている。
デート(性行為なし)…1h〇〇円、学園内性行為…1h〇〇円、学園外性行為…1h○○円など。まるで売り專のようだ。
別の子も見てみると同じような作りだった。値段がやはり生徒によって微妙に違うところもリアルである。


興奮し、目移りしながら適当に次は【2年生】を開く。
生徒写真の上に≪新着情報〇月〇日≫と、今日の更新が表示されていた。


≪1組17番/堀本隆人…買われました!≫

島田は生徒写真の中から探してみた。1組…17番…。写真のところにNEWと表示されていたのですぐに発見できた。
爽やかな笑顔のイケメン少年だ。その子をクリックしてみる。

「堀本隆人、〇月〇日生まれ14歳…野球部…あっ」

全身画像を見てやっと気付いた。あの時は顔が歪んでいたが、夕方、あのガラスの向こうにいた少年だった。
【裏】へ行くと、開発済みという文字が大きく表示され、ムービーのマークがある。

クリックし、再生され始めた映像は、まさに島田が夕方見たあの光景だった。
男たちのいる部屋に連れてこられた小柄な少年は、部活動の途中だったのか汚れた野球ユニフォームを着ている。
慌てて部屋から出ようとするも男たちに取り押さえられ、床に寝かされる。
じたばたする少年の腋や股間や足に顔を近づけ匂いを堪能する男たち。服の上からあらゆる場所を撫で回し、少年に口づける。
やがて興奮した男たちは鋏で少年の服を切り刻み、また抵抗できないようにロープで腕や足を縛り付けていった。
そして行われる開発。

島田はその映像を見ながら、二度目の自慰にふけっていた。

「ぁ・・・」
溢れる吐息で我に返った時、島田はネクタイすら緩めてはいなかった。
スラックスの前の合わせだけを開き、握り締めている男根は、何時に無く脈道が膨れ上り、剥けきった亀頭はぱんぱんに張りつめていた。
その熟れたプラムのように充血した亀頭は、先端から流れ出る透明の液で、艶やかに輝いて見える。

映像ではちょうど、少年の幼いペ○スが男たちの愛撫で勃ちあがっていく最中だった。
(堀本隆人・・・)
島田は心中で呟いた。
そして自身の尿道口先端に向け、ゆっくりと唾を垂らした。


クチュクチュと擦れる、規則正しい微音が部屋中に響いている。
画面を見遣りながらも、島田はソコにティシュペーパーを被せた。

1日に2回の自慰行為など、最近は滅多にしたこともないな・・と、島田は"ふっ"と頬を上げる。
そもそも自分の趣向に合ったオカズに廻り合えることは、稀だった。
ネットで探せば、あるにはあるのだが、それも淫行条例が発足されてからは会員登録することすら躊躇った。
かといって、容易く閲覧できる海外物には、それ程の昂りは感じられなかったのだ。

島田はあくまでも日本人の、それもごく一般的な男子に魅せられた。
そういった意味で言っても、堀本隆人を始め、この学園の男子たちは理想だった。
男に抱かれた経験を持つ子ですら、決して女っぽい訳でもなく、
そして性の臭いすら感じさせない、清廉潔癖さを漂わせているのだ。

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