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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 2

「あとは…街でとても可愛らしい男子やかっこいい男子を見かけたらスカウトしますね。ぜひわが校に、と。
本人や親には金で解決をしたりする場合もあります。」
「…それで…て、転入ですか…?」
「ええ。金になりそうな男子は即確保しておりますからね。もしも難しい場合は…」

校長の顔が強張った。

「誘拐…などもたまに」

島田の冷や汗がまた噴出してくる。内容よりもこんな秘密を言われることが恐ろしかった。

「そうやってわが校での生活がスタートします。
初めはショックなどでなかなか立ち直れない子も居ますが、徐々に友達と打ち解けあい活気付いていくのです。」
「は、はい…」
「そしてあの子らは純粋に学園生活を楽しもうと頑張り始めます。部活動などにも積極的に参加してね。外にもこの時間、部活動の子たちがいたでしょう?」
「ええ…」
「あの子らはまだ何も知らないバージンです。ここが純粋な学校だと信じ、頑張っています…ククク。
会員様の中にはその、何も知らない真っ白が好きな方も多いので、そういった子たちを絶やさないために先ほどの方法で常に確保し続けております。」

島田もごくりとつばを飲み込む。

「確保を続けなければ、会員様や他お偉い様方に買われてしまうとなかなかああいう爽やかさは出ないのでですね。」
「あの…」
「はい、なんでしょう?」
「その、警察沙汰になったことなどは…」
「ご心配なく。確かにそういった行為になると生徒はまず抵抗します。ですが徐々に快感に溺れる者も多い。
もし反抗して脱走しようとしてもこの学園からはそう簡単には出られない。そしてそういった子は地下で監禁し調教し続けます。
おっと、調教ではなく更生ですね。なにより一番は…」

校長は笑顔に戻った。

「警察や政治家のトップクラスの方々もここを利用していただいていますので」

島田のメンタルは壊れそうだった。

「会員様には生徒名簿と料金を細かく記したホームページへの鍵をお渡ししています。
料金は学年や部活動、時間や場所などにより違いますのでよく吟味されてくださいね。」
「は、はい…」
「さて、長くなりまして申し訳ありませんね。これでお話は終わりです。また分からない部分等は追追ということで。では…」
「えっ?」

SPもどきが島田の両隣りに立った。心臓が飛び出そうになる。
「はは、驚かせてすみません。最後に会員認定の試験を受けていただきます。
なぁに、簡単ですよ。本当に我々の仲間かどうかの確認ですから。」

そう言うと校長は部屋を出て「こちらへ」と島田を案内した。島田の前後にはグラサン大男が逃げ道を塞ぐように歩いていた。
緊張で足がもつれそうになりながら連れてこられた部屋は薄暗く狭かった。壁には大きなガラスが張り付けられており…

「なっ!!」

島田はそのガラスをみて思わず声を上げた。ガラスの向こう側には数人の男と少年が一人いたのだ。全員全裸だった。

「ちょうど会員様がお楽しみ中のようで良かったです。このガラスはマジックミラーですので向こう側からは見えません」

島田はガラスの向こう側に目が釘付けである。

「我々がいて少々抵抗がおありとは思いますが島田様、これよりここで自慰をし、射精してください。」

突然の校長の指示に驚きを隠せない島田。返事をするのも忘れ校長を見つめ返した。

「ははは、これが会員認定の試験ですよ。本当にそういった嗜好をお持ちかどうか。
モグリやスパイなどに用心していると思ってください。」
「…、は、はい…じゃあ…」

島田は人前だったがそれほど抵抗なくペ〇スを取り出した。正直、校長の話はあまり聞いていなかった。
ただガラスの向こう側で行われている、初めて生で見るその行為に理性が吹き飛びそうだったのだ。

13,4歳くらいであろう少年は、涙と鼻水と唾液で顔がぐちゃぐちゃになりながら床に頭を押さえつけられていた。
横向きの顔にちょうど男が一人、その男根から大量のザー〇ンをぶっかける。
少年の短い髪を掴み、悲鳴を上げる口の中に無理やりねじ込んでいく。
少年の腰は持ち上げられており、まばらな陰毛と赤く腫れた幼いペ〇スが見えた。
すべすべな太腿の付け根には太った男の腰が密着しており、打ち付けを繰り返すたびに何の液体か分からない物が飛び散っている。
よく見れば床には嘔吐物のようなものもあり、また、赤く血痕のような物もある。
少年の身体には何かで縛られていたような跡も残っていた。周りに引きちぎられて散らばっている衣類は野球のユニフォームのようだった。
男たちはガラスの向こう側で代わる代わるその身体を嬲りまわしていた。

「あの会員様方はハードなプレイを好んでおられるんですよ。おや?」



校長の話も上の空。島田は早々に射精をしていた。

「ははは、これはまた良い会員様がいらしたものだ。」
「あ、す、すみません…」

少し熱が冷めた島田は、急に羞恥心に襲われた。校長はにやにやと笑っている。

「結構結構、ぜひわが校をお楽しみくださいませ。島田様を正式に会員に認定いたします。」
「あ、ありがとうございます」
「では、鍵を差し上げますので行きましょうか、ククク」

そういって出ていく校長に島田も付いていく。ガラスの向こう側のショーをまだ見ていたい気持ちを抑えながら。
しかしこれからは自分も出来るのだ…。

玄関でパスワードや説明を聞き、警備員に連れられ校舎を後にした。グラウンドでは相変わらず爽やかな汗を流す少年たちが見える。
何も知らずに純粋にスポーツに励む子たち。しかしすぐ隣の校舎の中ではいま同時刻に別の生徒が餌食になっているのだ。
そんな背徳感も島田を異常に興奮させた。
正門を出ると、来た時のようにまたしっかりと施錠される。車に乗り込んだ島田は急に現実に引き戻されたような気になった。
しかしパスワード付きの小さな書類が、確実に現実とは違う世界へのカギとなっていることに喜びを隠せなかった。


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