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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 17

そんな部屋中に設置された盗視カメラの存在など、康夫が知る由もなかった。
栗原昇と二人だけでいる空間に、此の上もなく興奮していたのだ。

手のひらがじっとりと汗ばんでいた…
脇の下から溢れ出す、酸味のきつい脇汁が鼻を掠めた。
校舎全体は快適な温度に保たれいるのだろうが、小肥りの康夫にとってそれは快適とは言えなかった。 

それでも羽織った白衣を脱ぐこともなく、震える手で栗原昇に掛かったシーツを捲り上げる。

康夫の眼が一瞬大きく見開いた。
見慣れた制服…
青大付属初等科のそれは、制服マニアでもある康夫が最も愛するものだった。
俺は大きく深呼吸をして興奮を抑える。
場所と眠らすことは注文したが服装は向こうのサプライズだ。
脳裏に『会員になった方への趣向に少しでも添うように、最善の努力を惜しまない』と言った、ここの校長の言葉が甦る。
大金を支払ったとはいえ、心底ここの会員になれたことを喜んだ瞬間だった。

感極まった康夫は、栗原昇の上半身を起こすと力一杯に抱き締める。
まだ薬が効いているのだろう、その身体はグッタリとしたままで、まるで人形のようだ。
それでも構わなかった。
寝ていてくれる方が、醜い自分を見られないで済む・・抵抗されないで済む・・
そんなネガティブな思いが、絶えず康夫には纏わり付いているのだ。

「俺のモンだ・・俺の、俺だけの昇くん・・・」
今だ吐息のような熱い寝息を吐いている栗原昇の赤い唇に・・ブチュ!
康夫は唾液混じりの唇を合わせると、涎を滴らせながら、それにむしゃぶりついていた。

唇を離しいよいよ行為の方へと移行していく。

着ている制服を無残に破るようなことはしない。
ゆっくり一つずつボタンを外していく。
上には白のランニングシャツを着ていた。
横からは小さな突起が呼吸の上下で見え隠れするのがたまらない。
次はズボンだ。同じようにボタンを外しチャックを下ろす。
昇が履いていたのはトランクスではなく、純白のブリーフ。
中央には男の証である膨らみがはっきりと確認できる。
さっさとパンツも下ろそうかと思ったがまずはパンツ越しに股間を触っていく。
ぴくぴくと目が動くし息遣いも変わってくる。しかし薬が切れるまで時間はある。
目覚めることのない昇をいじって行く。
少しずつ少しずつ股間が硬くなっていきブリーフにテントを張っていく。
そしてテントの先端が湿り気を帯びてくる。
ゴクリと唾を飲み込み我慢できなくなった俺は昇のパンツを剥ぎ取る。
ブルン、と解放され勃起した昇のおちんちんは可愛かった。
オナニーを覚えているのでもう半分程皮が剥けているし毎日洗っているのだろう剥いてやると垢もそれほど溜まっていない。
少し残念だが仕方ない。気持ちを切り替えて口に入れる。
勃起しているとはいえ小学生のペニス、根元までくわえても苦しく無い。
なめ回して精子を搾り採るが物足りなさが襲う。
やはり数分後の目覚めを待つか…。

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