無法学園 14
修の口から白い液体がこぼれ落ちた。桃色の唇からドロドロに糸を引くその姿は、島田にとっても遠野にとっても息子を刺激してくる最高の格好だ。
特に島田はその絶望的な表情に酷く興奮した。
支配欲が増し少年の細い腰をがっしりと掴む。そして激しく自分自身を叩きつけ続けた。
「よし…俺もお前の下の口にたっぷり飲ませてやるからな!ぉら、おらっ!!」
「っはぁっ、んああっ、ああっ」
少年の喘ぎが更に身体を熱くさせる。
「ああ、ああっんあああ…」
「すげー、っすげぇっ、いいぞ…、イクぞ、イクぞっ、っふぁあっ」
島田も喘いだ。
人前で喘ぐなどいつぶりだろうか。
こんなに気持ちのいい事がこの世にあったなんて。
腰を突き出し肉棒を五十嵐の奥の奥まで差し込むと、その中に大量の種を爆発させたのだった。
止まらない射精。ビクビクと痙攣する肉棒からは、ドクドクと終わりを知らないように精液が溢れ出して…。
ほぼ同時に五十嵐もまた絶頂を迎えたのだった。
…数十秒。
島田は五十嵐に差し入れたまま余韻に浸っていた。
静かな体育倉庫の中に聞こえるのは、3人のハァハァという息切れだけだった。
島田がヌルリとそれを引き抜く。
堰を切ったようにゴポッと溢れ出る液。
白濁に少しだけ血と黄土色が混じっていた。
「ふぅ……時間、そろそろですか?」
「はい…残念ですが…」
島田は脱ぎ散らした服を羽織ながら遠野との会話を楽しんでいた。
「遠野先生、どうでした…?」
「ええ…最高でした。こいつは俺が新任でここに来たときからなついてくれてましたが…逆にそれが苦しかったんですよ。
ウサギを目の前でチラつかせられているライオンのような気持ちというか、ははは…」
「今日、やっとってわけですか」
「ですね…島田さんのおかげです。他のお客様だったらなかったでしょうし」
「そいつぁ良かった。修も大好きな先生に可愛がられて本当に幸せだろうな」
大人たちの会話は修の耳には入っていなかった。
虚ろな目から涙が渇いた跡が頬に繋がっている。口の回りには大好きだった先生の種汁が糸を引き…、自分の股間からはそれと同じ液を滴らせている。
犯され尽くした孔はドロリと液を吐き出しながらヒクヒクと動いていた。
「いい格好だ、修。お前最高だったぜ…『初めて』がお前で本当に良かった」
服装を整えた島田は遠野に尋ねた。
「こいつはこれからどうなるんです?まさかまたあんな爽やかにサッカーってワケじゃないでしょう?」
「五十嵐は…というか、こう一度買われた生徒は暫く地下行きになりますね。
買われたほとんどの生徒はショックで立ち直れなかったり反抗し続けたりするんで、地下で更生させます。」
「どんな感じになるんです?淫乱に仕立てるんですか?」
「うーん…、口で説明するより実際見てもらった方が分かりやすいでしょう。今から案内しましょうか?」
「いいんですか?」
「はい。五十嵐を回してもらったお礼です」
そう言うと遠野は誰かに電話をかけた。暫くしてやってきたのはグラサンマッチョ…例のSPモドキだ。
そいつは裸の五十嵐に毛布をかけると、ひょいと抱き上げる。
「じゃあな、五十嵐…次は地下で会おうな」
いつも通りの優しい声で遠野は五十嵐に囁いた。五十嵐は反応を見せず、そのまま体育倉庫から姿を消したのだった。
「五十嵐は地下へ運ばれました」
「その、地下を見せてもらえるんですか?」
「ああ…いや、さすがに地下は会員様も立入禁止なので申し訳無いです。今からお連れするのは、結果の部分ですよ」
そして遠野は島田を倉庫の外へ連れ出すと、校舎へ案内を始めた。
「こんにちは〜」
校舎の下駄箱で中1くらいの2人の少年がにっこり挨拶をしてきた。
「美術部か?昨日の部室片付けがキレイに出来てなかったそうだぞ!きちんとやっとけ?」
「バレてた〜」
「はーい!!」
2人は無邪気に笑いながら返事を返した。普通の学校の教師と生徒の会話だ。
廊下を少し歩き、遠野が話す。
「実はさっきの2人はもう開発済みなんですよ」
「えっ…」
「昨日も美術室で2人揃って買われてました」
島田は後ろを振り返る。駆け足で校庭へ出ていく2人の少年。
「初めての時は2人とも泣き叫んでました。暴れてね。地下で更生させるのも一苦労でしたよ」
「そうなんですか…」
「こちらの部屋です」
通された部屋はあの時と同じ様にマジックミラーの壁になっている。
向こう側には17歳くらいの生徒が大人の男と絡んでいた。
その生徒は従順に男の逸物を舐めている。
「気持ち…いいですか…?」
「さっ、最高っ…」
「良かった…」
「なっ…なあ、そ、そろそろ、い、入れていい?」
震えた声で男が言うと、少年はにっこり頷く。
「じゃあ、仰向けになって下さい。オレ…自分で入れますから…」
「う、うん」
男を寝かせた少年は、天を指すそれの上に跨がった。アナを広げ、ゆっくり腰を下ろし飲み込んで行く。
「あの方はこれまで一度も経験が無かったらしく、開発済みの子をご希望だったんです。初めての相手だから、と。」
「なるほど…」
「更生して地上へ戻った生徒も、初物と同じくらい人気だったりします。もう1人お見せしますよ」
遠野は島田を更に別の部屋へと誘った。