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無法学園
官能リレー小説 - 同性愛♂

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無法学園 13

「五十嵐…、やっと俺もお前を手に入れることが出来るんだな、長かったぜ…」

遠野のペ〇スを唇に押し付けられる。

「な…なんで……せんせぇ…」
「舐めろ、五十嵐!」

五十嵐の口内に無理やりねじ込まれる肉棒。
五十嵐は吐き出そうとするようなそぶりは見せず、ただ思い返していた。

学園に来たときは両親が居なくなってとても落ち込んでいた。
けど大好きだったサッカーをやってるときは夢中になれた。
友達もいて…そして何より遠野先生が居てくれて…学園生活が楽しくなってた。
…なのに…あの優しかった遠野先生は…。

五十嵐の目には涙が溜まっていた。
島田はそれに気づくとニヤッと唇を上げる。
やった。修は壊れた。心も。

島田は腰を深く、突き上げるように激しく叩きつける。

「んふっ、んふぅっ」

突き上げられるたびに五十嵐は、遠野を頬張ったまま喘ぎを漏らす。
その少年のペ〇スもビンビンに膨張し、透明な雫をまき散らしていた。


「ぅッ…ぁ…っ」
大臀筋を振るわせながら、遠野からも普段では考えられない程に早く、甘い声が漏れた…
毛穴から噴き出す汗が、発汗性の良い筈のトレーニングシャツをべっとりと胸に貼りつかせている。
腰を五十嵐の口に突き出しながらも、それをもどかしく脱ぎ去り、遠野も全裸となる。

「ほぉぉ〜これはこれは…」
その裸体を見て、島田は目を細める。

鎖骨が胸部を盛り上げ、胸筋が身体の逞しさを象徴している。
6つに割れた腹部の上に、臍まで続く恥毛のラインは、遠野には不釣り合いな程に、雄々しかった。

服の上からでは決して分かりはしなかった遠野の身体・・。
それは、日夜ジムで鍛え上げている自慢の島田の裸体に負けずとも劣らない程に、見映えがするものだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「この三人・・なかなかイイじゃないですか・・」
監視カメラからの映像を見つめる前田は、首から下げた笛を握り締めた…

その横で、赤く点灯する録画ランプの明りを顔面に浴びる男・・その顔には、深い皺が刻まれている。

「大熊さんの紹介で渋々会員にはしたが、島田匠という男・・遠野くん以上のものを持っているかもな・・」
にやにやと笑みを浮かべる初老の男は、股間に顔を埋める少年の頭髪を撫で付けながら、静かなトーンで続けた。
「堀本くん・・五十嵐修くんは、君以上に頼もしいぞ・・」

「そ、そんな・・」
不満気に見上げる少年からは、微かな電動音が聞こえている。

「心配はいらんよ。君は君なりに次ぎのステップに上がればいいんだ・・」

「は、はい・・・ぅ!!あ!あ!あっぁぁぁ〜!!」
少年の身体が意気なりに、仰け反る。

画面を見つめたまま、堀本隆人の後孔に仕込んだ電動バイブのリモコンを『強』にしたのは、
この学園の校長・・高田だった。


部屋四隅に取り付けられた監視カメラの存在は、遠野だけが分かっていた。
故に、どの角度からも五十嵐の姿を隠す事無く最高のアングル位置をと、さり気無く二人を誘導するのも遠野の仕事だった。

とはいえ、自分同等の島田の屈強な裸体を持ってすれば、その気使いも無用だった。
ここの会員は、確かに五十嵐のような少年を愛する者が大半ではあったが、中には自分のような相手方を指名する会員もいなくは無かった。

遠野からしてみれば、趣向とは異なる男から、M的行為を強要されるのは不服ではあったが、それも致し方無い事ではあったのだ。

島田の整った面構え、目を見張る筋肉、そして漢をこれでもかと主張する力強い男根を見ると、『この男を泣かせたい・・』と、望む会員も少なくは無いと思えた。

そしてそれを島田がいくら拒んだとしても、拒みきれない弱味を高田校長から提示されることは、遠野には分かり過ぎる程・・分かっていた。


「島田さんか…まぁ、彼も会員と同時にいつかは贄になるかもしれん男だ。しっかりつなぎ止めておいてくださいよ、前田先生?」
「了解です」

高田校長は薄ら笑いを浮かべ、前田に呟いたのだった。

暗い、地下のどこかにある部屋。モニターを監視しながら自らも少年に奉仕をさせている高田。
画面の中の3人は激しく身体を打ち付け合っている。
汗をまき散らしながら、3人の動きは激しさを増し、ラストスパートを迎えようとしていた。

「堀本くん…出すぞ?いいか?」
「は…はぃ…」

ドプッと少年の口へ高田の精子が流れ込む。
画面の中の遠野も、時を同じくして五十嵐の口に吐き出していた。

「うん…堀本くん、なかなか上手くなってきたね…この調子だともうすぐ地上へ戻れるぞ…」

高田は少年の頭をなでながら笑みを浮かべていた。


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